子供の離乳食が始まると、何を食べさせるのか?は試行錯誤ですが、どうやって食べさせるか?というのも一つの悩みどころです。
我が家のニョロ助(息子のこと)は、最初はカリブ(バンボは小さすぎて足が入らなかった)やCombiのバウンサーに座らせて食べさせていました。
ですが、すぐに起き上がって抜け出そうとするので、カリブもバウンサーでも離乳食が難しくなりました。(実際はテーブルが付いているので、抜け出せなくて泣く感じ)
そこで妻と相談し、ネットでも評判の高かったイングリッシーナ・ファストを買うことに。
実際使ってみたところ、これなしで離乳食をあげてたら今以上に大変だったかな…と感じたので、我が家としては買ってよかったなと思っています。
なので、どういうところが良かったのか・使った感想・その他自分が購入前に疑問に思ってた点を解説しながらご紹介します。
いつでも取り外し可能で持ち運べるって便利!
イングリッシーナの特徴の一つは、テーブルにいつでも取り付けられて自由に取り外しが可能なベビーチェアというところです。
そもそもそんなに大きい商品ではないので、不要になったらサクッと取り外して収納出来るしそこまで場所もとりません。
これが普通のベビーチェアになると、大きいし保管も大変で収納場所も幅を取るし…となります。
さらには持ち運びも手軽なので外出にも楽にもっていけて、お店のテーブルにも設置できるというすぐれもの。
我が家では、イングリッシーナのおかげで離乳食の苦労が減って楽しくなったし、外出した先でのご飯も、ニョロ助と隣り合わせに座って食べることも出来たので良かったです。(テーブルの種類によっては断られることもあり / 詳細は後述)
たまにお店側が、ベビーチェアとしてイングリッシーナを常備しているところもありますけどね。
▼下記はスシローに行った時にお店で借りたもの。
上記写真はお店で借りたものですが、自分で持ち歩いた際にも同じような感じで設置出来るということです。
実際に購入したイングリッシーナはこちら!
実際に購入したのは以下です。
正規品と並行輸入品がありますが、並行輸入品は不具合があるかも等々言われているので正規品にしました。
と言いつつ、新品では買わずメルカリで安く調達しました。(大体3,000円ちょっとぐらい)
▼イングリッシーナ・ファスト
色は夫婦ともに気に入ったグリーン。鮮やかで格好良いです。
▼とりあえずはこんな感じの取り付けになりました。
▼我が家のダイニングテーブルがちょっと特殊だったのか、取り付け位置としては結構ギリギリ。
ちょっと不安定になるかも?と思いましたが、今のところ無事に使えています。(取り付けに関する詳細は後述)
イングリッシーナのおすすめポイント
では、実際に使っている中で良いと思えるおすすめポイントを挙げてみます。
いつでも着脱可能&持ち運びも楽チン
もう何度も言ってますが、自由に取り外しが出来てお出かけにも持っていけるのがかなりありがたいです。
まぁ全てのお出かけに持っていくわけじゃないですが。
僕が仕事で平日いない間、妻はニョロ助を1人で見てくれています。
ずっと家の中だと退屈なので、気分転換にカフェとかも行きたいなって思うこともあるはずです。
そんな時にもこのイングリッシーナを持って出かけるようで、テーブル席でもカウンター席でもニョロ助を同じテーブルに座らせながらカフェが出来るので良い!と言ってました。
外が見えるカウンターに取り付けると、窓から通行人や車が通るのが見えて景色が変わるのでおすすめなんだとか。
夫の僕からしても、そうやって楽しみつつ気分転換をしてくれてるのかと思うと、買って良かったなーと思います。
持ち運び方法
どうやって持ち運ぶのかというと、割と簡単で、テーブルから取り外して、底面についている収納袋に入れるだけです。
▼イングリッシーナをテーブルから取り外して裏返しに置きます。
▼お尻側の底面に袋が付いているので広げます。
この袋は底面にくっ付いているので、取り外しは出来ません。
そのままかぶせます。
▼袋をかぶせるとこんな感じになります。
大して重くないので持ったままでも、ベビーカーの下の荷物入れのところにも入れておけます。
▼出すのも簡単です。
後は、入店したお店の店員さんに許可をもらって取り付ければOKです。
床掃除が楽!
我が家の床はフローリングではなくじゅうたん。
なので、床にご飯の食べカスが落ちると、掃除の大変さはフローリングに比べて倍増します。
ただカスが落ちるだけなら掃除機をかければ一発ですし問題ありませんが、手づかみしてベチョベチョになった手でそのままじゅうたんになすりつけられた時が大変です。
汚れてもタオルでサッとひとふき!みたいなことが出来ないから。
カリブで食べさせていた時は、床に手が届いてしまい、食べ物を掴んだ手をそのままじゅうたんにGo!だったので、それを抑えるのが大変でした。
でも、イングリッシーナに座っている時は足が宙ぶらりんで床には手が届かないので、じゅうたんになすりつけてしまう問題を回避できるというわけです。
床になすりつけるという点ではフローリングでもじゅうたんでも同じだと思います。
洗えるので汚れても良いと心理的に思える
子供の離乳食で、「汚さずに食べて」というのは無理難題です。
その点、汚れたらいつでもサッと洗えるのは良いですよね。
汚れても大丈夫、全然OKよ!と思えるのは、心理的にかなり助かります。
ちなみに、イングリッシーナを洗うときは、パイプなどを解体しないといけません。
初めてやる時は多少とまどいますが、慣れてしまえばカバーを外すのも簡単にできます。
洗う時の解体方法は後述で解説。
イングリッシーナのいまいちなポイント
とにかく汚れる!
洗えるので良いですが、とにかく汚れます。
ニョロ助が活発で色んなところを触ったり噛んだりするのも一つの原因ですが、とにかく汚れます。
さすがに毎日は洗えないので、多少汚れても黙認してそのまま使ってますが。w
ビブドレスを使っても汚れる!(我が家の場合)
イングリッシーナの汚れを回避するためにビブドレスを使えば良いと紹介されている記事も目にします。
ヒブドレスとは、言わば専用の汚れカバーみたいなものです。
▼これです。(ビブドレスを広げたところ)
▼イングリッシーナに付けるとこんな感じです。
イングリッシーナを使い始めて数日でこれはあかん!(メチャクチャ汚れるやん!)、ということで我が家もビブドレスを購入しました。
が、写真を見てもらえれば分かるように、ビブドレスで覆われていない部分(特に背中部分)などは無法地帯です。
ニョロ助は活発だからか落ち着きがないからか、座っていても体を横に向けて背もたれ部分を手でつかんだりしてました。
で、結局汚れるやん!と。
これは全ての家庭がそうというよりは、子供がどんな感じでご飯を食べるのか?によると思います。
ニョロ助は腕をぶんぶん振り回したり、立ち上がろうとしたり、活発に動きながら食べてしまうので、ビブドレスを使っててもそれ以外のところがかなり汚れます。
個人的にはビブドレスは不要です。
座る部分の隅っこに食べ物のカスが詰まったりも!
ビブドレスを使えば、座る部分はカバーで覆われます。
ですが、その覆われたスペースのさらに隅っこの方に、食べ物のカスが詰まったりします。
そしてそれが放置されたまま、洗う時に出てきたり。
忙しい育児の合間にそういった細かい汚れを気にしていられなくなって放置してしまった挙げ句、いつの食べ物?という見た目に変身したバナナが出てきたことがありました。w
座面はビブドレスで覆われているはずなのに、それがめくれて汚れたりもします。
▼隅っこにご飯つぶが残っている。
これはかなり綺麗な方です。
ひどい時は、食べカスが端っこに列をなしてますから。
▼写真向かって真ん中手前が汚れてたり。
食べ物のシミなどが残っています。
上記写真はそこまで汚れた写真ではありませんが、色々と汚れやすいのは確かだということです。
全部洗ってしまえば済む話ではありますが。
テーブルによっては取り付けられない
ほぼどんなダイニングテーブルにも付けられるのが特徴のイングリッシーナですが、まれに取り付けられないこともあります。
それがどんなのかというと、こういうテーブルです。
- テーブルの厚みが20mm以下
- テーブルの厚みが85mm以上
- テーブルの奥行きが150mm以下
- 不安定なテーブル(1本脚・折りたたみ式等)
- 壊れやすいテーブル(ガラス製等)
他の項目などは、以下のページを参照してください。
参考:イングリッシーナ・ファスト取り付けチェッカー(http://casarich.co.jp/contents/wp-content/uploads/2015/02/InglesinaFastChecker1.pdf)
また、テーブルの下にフレームのような板がついているもので、且つその板がぶ厚かったり場所が悪かったりすると、付けられないこともあります。
▼我が家のダイニングテーブルに取り付けたイングリッシーナ。
正直奥行きが150mm以下に該当しそうなところですが、何とか無事に取り付けられています。
基本的には大丈夫ですが、取り付けに関しては一応確認しておくべき項目です。
強引に立ち上がった時が危ない(我が家の場合)
これはいまいちポイントというよりは、ニョロ助の動きが活発だから出てきたポイントです。
子供の性格的に落ち着いて食べられる場合には、特にこの危険はないかもしれません。
とにかくニョロ助はイングリッシーナに座ってても、強引に立ち上がろうとします。
イングリッシーナに座った場合、足が宙ぶらりんになり、また足が抜けないようにカチッと出来るセーフティーベルトが付いています。
▼真ん中のところをカチッと出来ます。
まず、このセーフティーベルトをカチッとすると、自由に動きたがるニョロ助は嫌がります。
なのでセーフティベルトはせずに食べさせてますが、すると、足を入れてるところからスルッと抜いて、立ち上がろうとするわけです。
▼こういった感じで。
こうなると離乳食どころではなく、落ちないように抱っこしたり支えないといけなかったので、これが大変でした。
落ちたら一大事ですからね。
ちなみに、メルカリで購入したため付属のテーブルは付いていませんでした。
もしテーブルも設置していれば、抜けられないようになるはずです。
恐らくニョロ助は、抜けられないと分かればそれも嫌がってたと思いますが。w
というのが、数ヶ月前。
1歳を過ぎたあたりからは、落ち着いておなかがいっぱいになるまでは落ち着いて座ってられるようになりました。
我が家のテーブルの取り付け事情
もう何度も取り付けた写真を見せてますが、我が家のダイニングテーブルに取り付けたイングリッシーナはこんな感じになっています。
ダイニングテーブルがちょっと特殊なのか、天板があって、そこから少し内側に入ったところに支える板があるタイプになっています。
本来であれば、この板のさらに内側に取り付けたかったものの、板の幅がありすぎたのか付けられませんでした。
▼グッとやろうとしても、こんな感じで浮いてしまいます。
なので、仕方なく板の手前側に取り付けました。
あまり長さがなかったので、ちょっと不安定になるかな?と心配でしたが、特に揺れることもなく安定して座れているので問題ありませんでした。
イングリッシーナのお手入れ事情
イングリッシーナにはフレームのパイプが付いているので、洗濯する場合それをシートから取り外して洗わないといけません。
洗う前の取り外し方は以下の感じです。(と言っても購入すれば取扱説明書が付いてたり、Webのマニュアルがあります。)
参考:マニュアル(http://casarich.co.jp/contents/wp-content/uploads/2015/01/fast-manual.pdf)
1.ボタンをはずす
このボタンは忘れがちなので注意です。
2.ロック解除ピンを押しながらフレームのアームを抜く
シートをぐっとめくるとピンが付いているので、それを押しながら引き抜きます。
▼フレームだけ残ったのがこれ。
3.座るところからクッションを抜く
これも忘れがちなので、ぬかりなく。
妻は忘れててそのまま入れて洗ってしまいましたが、特に問題ありませんでした。
が、結構固めの素材なので、抜いて洗った方が良いかと思います。
4.シートから背中のパイプを抜く
背中のパイプも引っ張って抜きます。
▼広げるとこんな感じ。
あとは、洗濯ネットに入れて洗えばOKです。
手洗い推奨のようですが、我が家では普通にネットに入れて洗濯機で洗ってます。
実際に使ってみての感想
良かった!の一言です。
離乳食は大変なこともありますが、それはどこで食べようがどうやって食べさせようが変わりません。
我が家で一番良かったと感じるのは、汚れたままの手でじゅうたんに塗りたることがなくなったところです。
これが減っただけでも十分にありがたいと思いました。
とはいえ、結局イングリッシーナから立ち上がって出てしまったら、後はうろうろ動き回ってる中食べさせてたので、そのまま口に手を持っていって、それから…ということは何度もありましたけどね。
それでも、「ここに座ればご飯」ということを理解してくれていったので、イングリッシーナがあって良かったなと思っています。
イングリッシーナは良かった!/ まとめ
世の中で販売されているベビーチェアはたくさんありすぎて、どれがおすすめとか正直分からなくなります。
そういったときに役立つのは、実際に使った人の口コミやレビュー記事。
僕も何か育児用の商品を買おうと思う時は、色んな人のレビュー記事を読むことがあります。
そういった考えの上で言いますが、我が家はイングリッシーナを買って良かったと思ってます。
全ての人が大満足!とはならないかもしれませんが、大半の人は買って良かった育児用品の一つには挙げるんじゃないでしょうか。
ベビーチェアをどうしよう・離乳食をどうやって食べさせよう、などなど、悩んでいる人にはぜひ参考にしてください。
我が家のように、想像以上の活躍をしてくれるかもしれませんよ!
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