答志島へのアクセス。フェリー乗船に関する疑問【行き方・乗場・所用時間・料金・駐車場】等をまとめました！

三重県鳥羽市にある離島・答志島へ旅行に行きました。

離島なので、アクセスはフェリーのみ。

答志島に向けて出港している鳥羽マリンターミナルまで行ってみれば何となくでも乗船出来ますが、事前にしっかりと内容を把握しておきたいもの。

• 答志島へのフェリーってどんな感じなのか？
• 料金っていくら？
• 実際到着までにどれくらいの時間がかかる？
• 車で向かった場合はどうなるのか？フェリーに載せられるのか？それとも駐車場に停め置き？

などなど。

答志島へ渡ろうと考えている人であれば、恐らく同じような疑問にぶち当たると思うので、実際に自分が調べたことをまとめておくことにしました。

答志島へのアクセスの詳細を知りたい方は、ぜひ参考にして下さい！

答志島へのアクセスはフェリーのみ！

答志島へ向かうアクセス手段はフェリーのみとなっています。

定期船が出ているので、それに乗船し行くことが出来ます。

鳥羽マリンターミナル（佐田浜港）から出港する定期船で向かうことが出来る

フェリーと言っても鳥羽市が運営している定期船のことで、鳥羽マリンターミナル（佐田浜港）から出港しています。

車で来た場合は駐車場があるのでそこに駐車し乗船。

電車で鳥羽駅まで来た場合でも、徒歩で行ける距離（大体10分程度）にあります。

中之郷という港もありますが、答志島に渡るなら鳥羽マリンターミナルのことが分かっていれば問題ありません。

鳥羽マリンターミナルについての詳細情報や駐車場情報も後述しています。（こちらをクリックで下部の詳細情報に移動します。）

乗船する船はどんな船なのか？

▲今回我が家が乗船したのがこちらで、船名は「第28鳥羽丸」という船でした。

上記の他にも、佐田浜港からは高速船も出ていますが、第28鳥羽丸は高速船じゃない船です。

出港時間によって高速船かそうじゃないかが変わりますが、高速船だからといって答志島への到着時間は5分～10分前後しか変わりません。

なので、そこまで気にする必要もないといったところ。（鳥羽マリンターミナルから和具港までは約20分前後）

▼船内

船内はちゃんと座席も用意されています。

また、船首と船尾にはあがることも出来ました。

運行している船の一覧は、鳥羽市のHPに紹介されています。

答志島の発着港は3ヶ所（和具・答志・桃取）

※鳥羽市営定期船航路図より引用

答志島と一言に言っても、船の発着場所は3港あります。

それが、和具・答志・桃取の3港です。

鳥羽マリンターミナル（佐田浜港）からは、他の離島（菅島や神島）への航路もあります。と言っても上記の航路図の通りですが。

答志島の概要やそれぞれの地区のことなどは、以下の記事でまとめています。

鳥羽マリンターミナル（佐田浜港）⇔答志島の運行ルート

※鳥羽市営定期船航路図より引用

答志島に限って言うと、和具・答志行きと桃取行きの2つの運行ルートがあります。

万が一間違った行き先に行ってしまうと（例えば和具に行きたかったのに、間違えて桃取行きに乗船してしまった場合など）、歩いて移動しようと思っても簡単に行ける距離ではありませんので注意が必要です。

和具・答志行きの船は、和具に到着した後に答志港へと向かいます。

和具－答志間であれば、何とか徒歩でも行ける距離（約1.5kmほど）ではあります。

時刻表

鳥羽マリンターミナルから和具・答志行きと桃取行きでは、出港時間が違うので、ちゃんと確認しておくとスムーズです。

以下、市営定期船全航路時刻表 / 鳥羽市のページの画像をお借りしています。

▼鳥羽マリンターミナル⇔和具・答志の時刻表

鳥羽マリンターミナルからそれぞれの港までの所用時間は、

和具までは、高速船で15～18分、通常船で22、3分です。

答志までは、高速船で26～28分、通常船で34～35分です。

▼鳥羽マリンターミナル⇔桃取の時刻表

桃取までの所用時間は、高速船でも通常船でも変わらず12分となっています。

オレンジっぽい色の枠が、高速船が運航している時間帯です。

料金

※旅客運賃表 / 鳥羽市からお借りしました。

鳥羽マリンターミナルから和具・答志までは540円、桃取までは440円となっています。

いずれも片道料金です。

往復だけの割引はないものの、答志島だけじゃなく周辺の離島（神島や菅島）にも行く場合には、循環便周遊券というチケット（大人1枚 / 1,460円）があるので、そちらの方がお得だったりします。

自転車やキャリーカートは「特殊手荷物」として140円が必要

運賃のページに、書かれているのは以下の通りです。

手荷物については、一回の乗船で両手に持てる範囲が無料となりますのでそのままご乗船ください。

一般的な旅行の荷物であれば何も問題はありません。

が、次にこうも記載されています。

自転車及びキャリー等の特殊手荷物については、下記のとおりとなります。

区分	区間
自転車・キャリーカート・小児用車輌	140
リヤカー・原動機付自転車	280

「小児用車輌」と言っても、厳密には明確な規定がないようですが、子供用の三輪車・自転車などは該当すると言えるのかもしれません。

僕が実際に答志島に渡った際はベビーカーを載せてましたが、特別に料金は取られませんでした。

もしフェリー乗船前にレンタサイクルなどをしていった場合は、140円が特殊手荷物の料金として必要になります。

鳥羽マリンターミナルの基本情報&駐車場（第1～第4まであり）

電車（近鉄電車）で鳥羽駅まで向かい答志島に渡る人であれば、駅に到着後そのまま鳥羽マリンターミナルへ徒歩で移動すれば良いだけです。

が、車で鳥羽まで行く人も多いはず。

では、答志島へ渡る際に車はどうすればいいのか？という、駐車場情報についてまとめています。

大前提として、答志島にはマイカーを乗り入れることは出来ないので、鳥羽マリンターミナルの駐車場に停め置いておく必要があります。

鳥羽マリンターミナル基本情報

鳥羽マリンターミナルまでは、ナビで名称か住所を入れれば一発で表示されるはずです。

駐車場は第1～第4まであり（全て有料）

鳥羽マリンターミナル周辺の駐車場は、佐田浜駐車場と言って第1～第4までありますが、全て有料駐車場です。

ですが、1時間以内の出庫であれば、駐車料金は無料となります。

また、佐田浜第4駐車場は月極専用駐車場となっているので、コインパーキングとしての利用は出来ませんので、駐車可能なのは第1～第3までです。

▼鳥羽マリンターミナルと駐車場の位置関係（Map）は以下の通りです。

駐車料金

基本料金として、最初の2時間が500円です。

その後、5時間までは1時間につき250円。

5時間以上からの1時間は150円となります。

いずれの駐車場も上限金額はありませんので注意が必要です！

また、第1駐車場は営業時間（7：00～20：15）が設けられているので、営業時間外の出庫の場合、開門手数料2,000円が必要になります。

上記表の備考にも書いている通り、答志島へ渡る際、宿泊先の旅館が発行するサービス券があるので、駐車場は佐田浜第1駐車場に駐車することをおすすめします！

離島加盟旅館発行のサービス券が利用出来るのは第1駐車場のみ！

答志島には答志島旅館組合というものがあり、そこに加盟している旅館に宿泊すれば、24時間の無料駐車券をもらうことが出来るサービスがあります。

ですが、その条件は佐田浜第1駐車場に駐車していること。

第2・3駐車場に駐車してしまうと、そのサービス券は利用できないので、こちらも注意が必要です。

とにもかくにも、鳥羽まで車で来て、駐車場に駐車して答志島へ渡る（宿泊あり）という際は、佐田浜第1駐車場に停めておくことをおすすめします。

答志島旅館組合に加盟している旅館かどうかは、ホームページで確認出来ます。

答志島へのアクセス / まとめ

答志島へのアクセスとして、鳥羽から乗船するフェリーについてまとめてみました。

フェリーに関する内容はもちろん、自分が車で鳥羽まで行き、乗船の際に困ったり疑問に思ったことをまとめているので、答志島へ行こうと思っている人には参考にしてもらえると思います。

実際に、ちゃんと佐田浜第1駐車場に停めて、旅館で駐車券を見せたのでサービス券ももらえています。

もし駐車する駐車場を間違えると、サービス券は適用にならず、1泊分の約3・4,000円の駐車料金がかかってしまうので、宿泊して答志島へ行く場合は必ず佐田浜第1駐車場に駐車しましょう。

答志島はのんびり出来て、海鮮料理が美味しい街だったので、ぜひ一度行ってみると楽しいですよ！