奈良公園は東大寺だけじゃない。国宝に認定されている興福寺の五重塔や、再建した中金堂はぜひ訪れたい観光スポット!

興福寺の五重塔

奈良公園に遊びに行くとなると、決まって候補にあがるのは東大寺です。

最近行った時も日本より海外の割合の方が多いんじゃないかってぐらいに、外国人が多数いました。

それはさておき、東大寺をはじめ数ある奈良公園内の観光スポットの中で、絶対立ち寄っておきたいのが興福寺です。

興福寺には国宝に認定されている五重塔があったり、301年ぶりに再建された中金堂(ちゅうこんどう)の一般拝観が出来るようになっていたりと、見どころ満載です。

というわけで今回は、奈良公園に足を運んだなら必ず立ち寄りたい興福寺について、写真多めでご紹介します。

興福寺について

JR奈良駅からは徒歩で15分~20分前後、近鉄奈良駅からだと徒歩で5~10分前後の場所にある興福寺。

創建1300年の歴史があるお寺です。

場所の詳細

名称 興福寺
住所 奈良県奈良市登大路町48
電話番号 0742-22-7755
受付時間 9:00~17:00

JRでも近鉄でも、電車で奈良に来たとしても、軽く散歩がてらで行ける距離にあります。

駐車場について

興福寺の駐車場情報

興福寺のページからお借りしました

駐車料金 普通車1,000円
駐車可能台数 普通車46台
電話番号 0742-22-4096
営業時間 9:00~17:00

週末や連休中は満車になってることも多いですが、駐車場も完備されています。

一度駐車出来れば営業時間中は車を止めっぱなしにして、そこから歩いて他の観光スポットにも足を伸ばせるのは嬉しいところですね。

人気駐車場なので、駐車出来ればの話ですが。

個人的見どころ

興福寺境内にあるいくつかの施設は、拝観料を払わないと中を見ることは出来ません。

ですが、個人的には外から外観を見るだけでも十分見応えがあって、写真が撮りたくなるようなスポットもたくさんあります。

ここでは個人的にサッと見て回れるスポットを3つあげました。

五重塔

興福寺 五重塔

ここは問答無用で見て記念撮影して、とやりたいところです。

近くで見るとなかなか大きく、日本でも2番目の高さの五重塔なんだそうです。

南円堂

南円堂

こちらも重要文化財に指定されている八画円堂になっている南円堂。

堂内にはいくつかの像が安置されており、それらは国宝に認定されている像なんだとか。(一般公開されておらず1年に1回公開あり|後述)

建物も朱色で綺麗ですが、ここがおすすめなのは、参拝する時にゴーンと鐘を鳴らせます。

息子のニョロ助(1歳半)は、それが気に入ってしまってゴーンとやるたびに笑ってました。

中金堂

中金堂

301年ぶりに再建された中金堂。長らく工事中が続いてましたが、2018年10月にやっとお目見えになっています。

こちらの中に入るには、拝観料で大人500円・中高生300円・小学生100円が必要です。(記事執筆時点での拝観料)

我が家は時間の関係で拝観出来ませんでしたが、次回興福寺に立ち寄った際には中を見てみようと思っています。

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実際にJR奈良駅から興福寺まで歩いて行きました!

興福寺にも立ち寄りながら奈良公園に遊びに行こうということで、JR奈良駅を降りて徒歩で向かいました。

ここからは写真多めの個人的な内容まとめです。

▼我が家が歩いたルートはこんな感じです。JR奈良駅から奈良公園へのルート

JR奈良駅を降りて、三条通を真っ直ぐ進み、中谷堂というお餅やさんで食べ歩き、興福寺を観光して東大寺方面の紅葉を楽しもうというルートでした。


▼まずはJR奈良駅を降りて、地上に出て三条通りを進んでいきます。横断歩道

▼三条通りをひたすら東へ。三条通り

この辺りは普通の道路ですが、興福寺周辺にいくと、「ならまち」という昔っぽさが残る街並みのエリアもありますよ!

▼道中お土産屋さんもあったりします。(三条通り右手)お土産屋さん

▼よもぎ餅で有名な中谷堂が見えてきました。中谷堂の外観

駅を降りてからは大体15分程歩いたところに中谷堂はあります。

ここのよもぎ餅は美味しいので、食べ歩きに立ち寄り必須ですよ!

中谷堂 よもぎ餅

▼中谷堂からもう少し真っ直ぐ進むと、左手に階段が見えてきます。興福寺へと向かう階段

この階段をのぼると興福寺境内に入っていきます。

手水舎

階段をあがってすぐ右手に手水舎がありました。

▼手水舎興福寺 手水舎

▼龍の口から水が出てます。興福寺 手水舎

興福寺 手水舎

南円堂

南円堂 看板

手水舎の反対側には南円堂がありました。

▼南円堂南円堂

上記写真の右手前に映っているのが、ゴーンと鳴らせる鐘です。

朱色の八角形のお堂で造りがカッコイイですね。

▼真正面から南円堂

普段は堂内を見ることはできないものの、年に1回だけ10月17日限定で特別開扉され拝観料300円(大人)で見ることができるようになっています。

機会があればぜひ行きたい。

▼少し遠くから撮影した南円堂少し遠くから撮影した南円堂

五重塔

南円堂から逆側を見ると、五重塔がそびえたっています。

▼五重塔興福寺 五重塔

青空とのコントラストもバッチリの日でした。

▼無料休憩所もあります。無料休憩所

途中に高台のような撮影スポットがあるので、そこから五重塔を背景に撮影したり、後述する中金堂をバックに写すことが出来ますよ。

▼その1枚。興福寺 家族写真

うまく撮ればもっといい感じになりますね。w

▼どこから見ても絵になる興福寺でした。興福寺 五重塔

中金堂

中金堂 拝観案内板

五重塔を過ぎると出てくるのが中金堂の拝観のための入口です。

▼拝観入口は列が出来ていました。中金堂 列

一般拝観が始まったのが2018年10月。

今回行ったのが11月の下旬で、開始から1ヶ月ほどしか経っていないからか、そもそも週末で人気なのか列が出来ていました。

今回は時間の関係でスルーしましたが、次に訪れた時は拝観したいと思います。

中金堂

朱色がまぶしかったです。

奈良公園に行ったら興福寺はぜひ立ち寄りを!|まとめ

興福寺 五重塔

国宝に認定されているものが多数保管されていたり、展示されていたりする興福寺。

奈良としてはかなり有名な観光スポットですが、東大寺と比べるとあまり聞きなじみがない人がいるかもしれません。

再建しているとは言え、建造物一つとってもかなり歴史を感じられたり見応えがあります。

ぜひ奈良公園に遊びに来たのであれば、興福寺にも立ち寄って五重塔などを見て回ってほしいと思います。

1 個のコメント

  • お腹がくちくなったら、眠り薬にどうぞ。
    歴史探偵の気分になれるウェブ小説を知ってますか。 グーグルやスマホで「北円堂の秘密」とネット検索するとヒットし、小一時間で読めます。北円堂は古都奈良・興福寺の八角円堂です。 その1からラストまで無料です。夢殿と同じ八角形の北円堂を知らない人が多いですね。順に読めば歴史の扉が開き感動に包まれます。重複、 既読ならご免なさい。お仕事のリフレッシュや脳トレにも最適です。物語が観光地に絡むと興味が倍増します。平城京遷都を主導した聖武天皇の外祖父が登場します。古代の政治家の小説です。気が向いたらお読み下さいませ。(奈良のはじまりの歴史は面白いです。日本史の要ですね。)

    読み通すには一頑張りが必要かも。
    読めば日本史の盲点に気付くでしょう。
    ネット小説も面白いです。

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