勤めていた会社を退職し、雇用保険(失業保険)の受給手続きをした場合、ちゃんと受給するためには決められた期間内に求職活動を行わなければいけません。
ハローワークでは、パソコンを使って求人検索を行うことができます。
僕が過去に退職し、次の仕事探しを何度かしていた2015年~2018年2月頃は、パソコンで求人検索を行えば、求職活動1回として認定されていました。
が、2018年10月より、パソコンでの求人検索は求職活動に数えられないという決まりに変更になりました。
この記事は、その件についてです。
ハロワーク淀川に問い合わせました
僕のブログを読んでくれていた方から、コメントを頂き今回の事態が分かりました。
なので、すぐに電話で確認したので、話した内容をシェアしたいと思います。
以前に僕がお世話になっていたハローワーク淀川へ問い合わせました。
電話口に女性の方が出ます。
担当が違うということで電話を転送され、違う女性の方が出ます。
はい、担当のA(仮名)です。
あの、少しお伺いしますが、雇用保険を受給する時って、決められた期間内に2回ぐらい求職活動必要ですよね?
以前は、ハローワーク内のパソコンで求人検索をすれば、求職活動を1回行ったとカウントされてたと思うんですが、今はカウントされなくなったんですか?
あーそうですね。2018年の10月からは、パソコンの求人検索は求職活動としては認めなくなりました。
話は本当でした。
そうなんですね。分かりました。
ちなみに、それって淀川のハローワークが独自に決めている運用ですか?
それともどこのハローワークも同じ運用にされてるんですか?
恐らくはどこのハローワークさんも、求職活動にはならないと思いますが…
と、結構自信なさげな回答だったので、自分の街の管轄のハローワークに問い合わせておく方が賢明だと思われます。
では、求職活動をしたと認めてもらうためにはどのようなことをすればいいんですか?
一番シンプルなもので言うと、ハローワークでの職業相談です。
他には、セミナーや講習などを受講してもらったり、実際にどこかの企業の求人に応募したりなどがあれば、求職活動として認めています。
なるほど。
とにかくパソコンで求人検索しても、求職活動1回分にはならないということですね。
ありがとうございました。
と電話を終えました。
というわけで、パソコンでの求人検索は求職活動1回分にならないので注意が必要です。
ネットでちゃちゃっと調べればOK!みたいに思っていた人は注意しましょう。
今のところ求職相談が一番シンプルと言えそう
早く就職したい!と考えている人は、色んな道を模索しつつ面接に行ったりしつつ求職活動を行えばいいと思います。
ですが、少しゆっくりと次の仕事を探していきたいなんて考えている人にとっては、パソコンでの求人検索で求職活動を行えたのはありがたいことでした。
でもそれがなくなった今、雇用保険をしっかり受給するためには、何とかして求職活動をしている実績を作らないといけません。
結局のところどれが一番良いのかというと、ハローワークでの求職相談と言えそうです。(あくまで個人的な感覚です)
相談したからと言って、必ずどこかの企業の面接を受けないといけないわけでもないですし、どんな職種を希望してるかなどが漠然としてても丁寧に対応してくれますし。
「Web系の仕事で未経験でも働けるような仕事ってあったりしますか?」
「製造系の仕事ってどんなのがありますか?」
こういった質問で相談に行っても、何も問題なく対応してくれます。
で、実際求人があったとしても、じゃあ面接に行きましょう!とぐいぐい言われるわけでもなく、面接に進むためのステップに進んでもいいし、ちょっと検討というのも自分の判断です。
手軽に求職活動の実績を作りたいなら、ハローワークの担当者にサクッと求職相談をしてみましょう!
パソコンの求人検索は求職活動として認められない|まとめ
過去、僕がハローワークに通っていた時に受けた雇用保険受給説明会では、「パソコンで求人検索したら求職活動1回分になりますよー」と堂々と言っていました。
そのため、当時の僕はそうやって求職活動を行っていたわけです。
それが2018年10月から、運用が変更になり求職活動としては認められなくなったという現状です。
これからハローワークに通って雇用保険をもらおうとしている方は、ぜひ参考にしてもらえればと思います。
今回は淀川ハローワークに問い合わせをして確認しています。
ハロワークによっては回答が変わることも考えられるため、最終確認はご自身の管轄のハローワークに問い合わせることをおすすめします。
あ、すみません。雇用保険を受給するための求職活動のことでちょっとお伺いしたいんですが。