どうも!
息子とプールに遊びに行った時、水着の後ろポケットに入れていたスマホ(iPhone)の存在を忘れ、そのままプールにインしてしまったNon太(@LoveWifeLives)です。
気付いた頃には時すでに遅し、1分ぐらいスマホも一緒に浸かったまま子どもとプールを楽しんでました。
気付いてすぐにiPhoneをポケットから取り出し、乾かしたり乾燥剤に入れたり、落ち着いて色々対処をしたところ…
無事にデータが壊れることもなく生還(復旧)してくれました。
全ての人が同じように回復するとは限りませんが、iPhoneをトイレに落としたりプールに浸かったりといった、「スマホを水没した時の対処法」として、自分が実際にどういう手順を取ったのかをまとめてみました。
水没は突然やって来ますからね。知識だけでも持っておくといいですよ。
水没してから復活までの一連の流れ
iPhoneを水没させてから、僕が個人的にやった手順の一連の流れについてです。
遊びに出掛けたプールでの出来事なので、乾かしたりSIMカードを抜き差しできるような備品や装備は何も持って行ってません。
さらにはこれから遊ぼう!という時に水没したため、iPhoneのことは置き去りにして遊ぶほかなかったため、あまり推奨できるものじゃない手順も含まれているかもしれません。
この流れについては参考程度にしてください。
水没
▼
スマホカバーを外して水滴をふき取る
▼
3時間天日干し
▼
SIMカードを抜く
▼
3時間ベランダで陰干し
▼
16時間扇風機の風を当て続ける
▼
8時間シリカゲルに入れて乾燥
▼
電源が入り復活!
といった流れ。
大事なことは、電源を付けない、いじらない、とにかく水を乾燥させるための方法を取る!です。
以下、一つずつ解説します。
天日干しで乾かす
水没後まずもって大切なことは、水分を飛ばす(乾かす)ことです。
スマホカバーを外したり、水滴をふき取ることは大前提でやりましょう。
その際も落ち着いて、振り回さないようにしました。
中に入った水を出そうとブンブン振りたくなる気持ちもわかりますが、それで変なところに水が移動してもイヤですからね。
グッとこらえ、そのまま天日干しにしました。
時は7月、記録的な猛暑で屋外の気温は36度を超える炎天下で、プールの水も30度を超すような暑い日でしたが、それでも約3時間天日干しにしました。
iPhoneの端末はこんちこちんに熱くなってたので、少々やりすぎた感があります。
外にいながらにして水分を飛ばす方法となると、天日干ししか考えられなかったための行動ですが、あまり長い時間は日なたにはおかない方が良いかもしれません。
結果的に問題はありませんでしたが、下手するとこれで壊れることも考えられますので。
後日談ですが、復旧した後に写真フォルダを見てみると…
画面が「高温注意」になっていたようで、勝手にスクリーンショットが撮られていました。
あまりに直射日光で天日干しをしすぎると、高音注意となる恐れがありますよ!
SIMカードを外す
プールの滞在時間は約3時間、その間は天日干しを続け、帰宅後すぐにSIMカードを抜き取りました。
ちょうど実家に帰省していた時なので、iPhone専用のSIM取り出しツールはありません。
クリップで代用しSIMカードを取り出しました。
もちろんここまでの間に、電源を付けたり充電したりは一切していません。
3時間陰干し
SIMカードを取り出した後、ふとカメラレンズを見てみると、水滴がプツプツと付いていました。
ということで、ベランダで陰干しをすることに。
さっきの天日干しの経験から、端末が熱くなりすぎていると感じていたため、日陰で乾かすことを選びました。
大体3時間ほどして様子を見てみると、カメラ部分の水滴はなくなっていたので、陰干しはなかなかいいかもしれません。
とは言え、冬だと寒くて全然乾かないでしょうし、季節が夏で日陰でもかなり暑かったので乾いてくれたんだと思われます。
夜通し扇風機の風を当て続けて就寝
この時点でもだいぶ乾燥したかな?と思ってましたが、データがなくなるのはイヤなので、まだ電源を付けたい欲求はグッとこらえました。
次はただひたすらに、扇風機の風を当て続けました。
ドライヤーは当てちゃダメ!
なんてネットの情報を見たりもしていたので、とりあえず強引に乾かすことはせず、陰干しを終えてからは、翌日の朝までひたすらに扇風機の風を当て続けました。
何もしないよりは風が当たってる方が、少しでも乾きやすいんじゃ?という判断からです。
朝起きてiPhoneを触ってみると、かなりひんやりしてました。
一応イヤホンジャックやスピーカー部分に、扇風機の風があたるようiPhoneを置きました。
シリカゲルに入れて乾燥!
「水没させたときは、乾燥剤に入れて乾かすことも良い」
という情報もあります。
本当は水没した日に乾燥剤を買って入れたかったのですが、
- 実家に帰っていたこと
- 買いに行く時間が取れなかったこと
ということから、陰干しや扇風機で乾かすという選択をし、翌日時間を見つけてホームセンターコーナンに買いに行きました。
▼ジップロックを用意して、そこにシリカゲルとiPhoneを一緒に入れました。
ジップロックを使って密封することで、通常の時より早く乾燥させられるそうです。
水没から1日経過してるので、そもそも入れるのが遅いって話しでもありますが…。
水に濡れた日の翌日の午前中に入れて、夕方の17時頃まで入れていたので、おおよそ8時間密封状態にしていました。
水没から1.5日!見事に復活!
水没から1.5日が経過、出来る限りのことはし尽くして電源ボタンをオン。
無事に電源が付き、iPhoneが起動してくれました。
ほんのすこし、画面に水が入っただろうなという感じになっているところが一部分ありますが、それ以外は以前と変わらず何ともありません。
こうして僕は、水没したiPhoneを復活させることに成功しました。
水没させた後に絶対やってはいけないこと
iPhoneが水没した!となると、パニックになってやっちゃいけないことをやってしまいがちです。
後日談も含めご紹介しますが、水没後に絶対やっちゃいけないことは2つあります。
電源が付くかどうかの確認は絶対NG
水没してすぐに気になるのが電源付くかな?ということです。
僕の友人はついこれをやってしまい、ショートして再起不能におちいったと言ってました。
なので、絶対電源を付けることはやめましょう。
また、水没した後すぐの時、「画面は真っ暗だしそもそも電源はまだ付いた状態なのか?それともオフになったのか?」という疑問が浮かびました。
正直電源が付いているかどうかをチェックするのも怖かったので、僕は水没後は「一切iPhoneを触らない」という選択をしました。
最初の方で載せた「高音注意」のスクリーンショットが勝手に撮影されていたことを考えると、電源は付いたままだった可能性が高いですが。
もし画面が表示されているなら、電源はすぐにオフにした方が良いでしょうが、そもそも電源が付いているか全くわからないという場合は、僕のように一切触らないというのも一つの手かもしれません。
振らない
これも対処法の一つとして良く言われていることですが、水を振り落とそうとブンブン端末を振るのはやめましょう。
これも水が進入してはいけない箇所に入ったり、むしろ水没していなかったところにまで水が入り込んでしまう恐れもありますしね。
必要以上にしなくてもいいと思いますが、とりあえずゆっくり優しくです。
とりあえずこの2つだけは絶対厳守です。
修理は「基本データ復旧まで」と言われる
電源が付いてすぐ、とりあえず何かあってもいいようにデータのバックアップを取りました。
その後、特に現時点では大丈夫だけど、万が一のために動作確認等の対応をしてくれるのか、スマホの修理会社に確認してみました。
復活までの経緯を伝え、電源は入ってデータのバックアップも取れて動作は問題ないけど、こういうのは問題ないかどうかの確認は可能ですか?
と。
すると、「バックアップが取れるようにデータの復旧作業がメインであり、修理として元通り使えるようにするための修理はやっていない」という回答でした。
ということは、「現時点でデータも残っているしバックアップも取れているし、そもそも動いてるし…(後は察してね的な雰囲気)」とのことでした。
もちろん水没の修理で持ち込んだ場合、iPhoneを解体して、中に進入してしまった水の乾燥などはしてくれるはずです。
でも、画面が割れたからパネルを差し替えて元通り修理!といった感じの修理にはならないとのことでした。
※恐らくお店によって考え方や言い方は違うと思われるので、店舗名は控えます。
iPhoneの水没には乾燥が絶対大事!/ まとめ
もう長い間iPhoneを使ってましたが、水没させたのは今回が初めてです。
過去にパカパカ携帯を持っていた時に水没させたことがありましたが、その時も天気の良い日に天日干ししたら直った経験があったため、「まずは乾かす」ということを徹底しました。
iPhoneに限らずともスマホを水没させた場合は、とにもかくにも、触らずいじらずまず乾燥です。
(経験上なだけで復旧を保障するものではありません)
水没しないに越したことはないですが、誤って水にポチャンとやってしまった人が少しでも参考にしてもられば幸いです。
ちなみに子どもとプールに行く時には、防水ケースが必須ですよー!