諸事情により麻疹(はしか)感染予防のために、麻疹風疹混合ワクチン(MRワクチン)を受けてきました!

どうも!注射は大嫌いなNon太(@LoveWifeLives)です。

ここ最近麻疹(はしか)の話題が世間をにぎわしてますね。

参考⇒はしか 関西空港従業員以外にも感染 / NHK NEWS WEB

注射やワクチンなどは本当に嫌いで、会社で必ず受けないといけないと決められていたインフルエンザの予防接種ですら断固拒否して受けなかった僕でしたが、今回諸事情も絡まって麻疹風疹混合ワクチン(MRワクチン)を受けてきました。

はしかがなぜ感染拡大してしまったのかなどの理由は、ネットで調べればいくらでも転がっているのでここでは取り上げませんが、僕自身がMRワクチンを受けるまでに調べたことなどをまとめておきたいと思います。

麻疹(はしか)がどんな病気なのかを簡潔に

virus

麻疹(はしか)ウイルスの感染症です。

飛沫(ひまつ)感染や接触感染は感染症にもよく見られるものですが、この麻疹ウイルスは感染力が非情に強く、空気感染であったとしてもウイルスに対する免役を持っていない人が感染した場合はほぼ100%の確率で発症するんだとか。

麻疹にかかっている人と同じ空間にいたら防ぎようがないやん!って話しなんですが、その通りみたいです。

しかも感染してから10~12日間ほどの潜伏期間を経て、風邪っぽい症状(熱が出たり、せきや鼻水等)や結膜炎の症状が表れます。

だから感染初期の頃は分からないままに生活しているので、免役のない人に感染させてしまい、また感染した人も気付かないままに生活するので、こうやってどんどん感染が拡がっていく恐れがあると言われています。

昨今のようにはしかの感染が拡大していると言われている時に目が充血したり熱や咳が頻繁に出た場合には、はしかの感染を疑うことも必要かもしれません。

その後は発疹が出たり39℃以上の高熱の症状が表れる病気がはしかです。

合併症が一番怖いみたいですね。(だいぶはしょりましたがそんな感じ)

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麻疹風疹混合ワクチン(MRワクチン)を受けるにあたって調べたこと

ワクチンと言えばインフルエンザのワクチンが一番有名ですよね。

僕は絶対にインフルエンザのワクチンは受けないと決めているのですが、その一番の理由はワクチンを受けて得られるメリットよりもデメリットの方が大きいと思うからです。

※インフルエンザワクチンの細かい説明はこちらの記事(インフルエンザワクチンは打ってはいけない)なんかが参考になるかもしれません。

インフルエンザワクチンの副反応(副作用)はもちろん、実は打っても意味がないということに関しても自分なりに調べて納得して受けないことにしています。

この辺りはもはやすべて自己責任の上で判断し行動することが必要です。

※ちなみに昨年妻がインフルエンザにかかりましたが、同じ家で寝食をともにしていながら僕は感染しませんでした。笑

で、今回受けることにしたはしか予防になると言われている麻疹風疹混合ワクチン(MRワクチン)が、一体どのようなものか分からなかったので色々調べてみました。

MRワクチンは生ワクチン

syringe

ワクチンと一言に言っても複数あり、

  • 生ワクチン
  • 不活化ワクチン
  • トキソイドワクチン
  • その他

等々があります。

その中でも、MRワクチンは生ワクチンです。

生ワクチンとは…

毒性の弱い、もしくは毒性を弱めた細菌・ウイルスを生きたまま使うワクチン。

コトバンクのデジタル大辞泉より引用

とのこと。

病気を起こさない程度に弱いウイルスを培養して使う「生きたワクチン」と言われています。

MRワクチンには添加物が含まれている

MRワクチンを含む生ワクチンには添加物が含まれています。

以下僕が調べた内容ですが、過去のことを見つけたのでちょこっとそれについても書いてみます。(間違っていることもあるかもしれませんので参考程度に)

ゼラチン

1994年以降、MRワクチンを含め生ワクチンの接種後にアナフィラキシーという症状が重いアレルギー反応が急増したことがあったようです。

その頃生ワクチンの安定剤としてゼラチンが使用されていたらしいのですが、ワクチンメーカーが耐熱性を高めるためにゼラチン濃度を従来の0.2%から2.0%に大幅に増量させたためにこの症例が起こったと言われています。

それから1996年~1998年頃にゼラチン対策がすすみ、生ワクチンに対してゼラチンは使用されないようになり、それからはアナフィラキシー(アレルギー性副反応)はほとんど症例が出なくなったみたいです。

今は使われていないのでOKですね。

チメロサール

防腐剤として使用されてきたチメロサール。不活化ワクチンにはよくチメロサールが添加されていたみたいです。

チメロサールとは…

チメロサール は、有機水銀化合物の1つである。

Wikipediaより引用

いわば水銀と言われるもののようですが、殺菌作用を持っていることから防腐剤としての役割を果たしていたようです。

でも、水銀を体内に入れるのは良くない、これが原因で子供の自閉症の原因になった!と一時期騒がれたことがあるようですが、これも事実を捻じ曲げて賄賂をもらって捏造したものだそうですね。

この話しは各方面で色々な話しが展開されていますが、今回摂取するMRワクチンにはチメロサールは含有されていないことが分かったのでそれで良しとしました。

MRワクチンの種類によって添加物も変わる

MRワクチンの場合、ワクチンを販売している薬品会社が複数あり、そのワクチンによって添加されている添加物も多少違いがあるようです。

今回僕が受けたワクチンは武田薬品工業のMRワクチンだったので、以下はその添加物です。

  • (安定剤)乳糖水和物 25mg(ウシの乳抽出物)
  • (安定剤)L-グルタミン酸カリウム 0.24mg
  • (安定剤)D-ソルビトール 7.5mg
  • (緩衝剤)リン酸水素ナトリウム水和物 0.3125mg
  • (緩衝剤)リン酸二水素カリウム 0.13mg
  • (抗生物質)カナマイシン硫酸塩 12.5μg(力価)以下
  • (抗生物質)エリスロマイシンラクトビオン酸塩 7.5μg(力価)以下(ウシの乳抽出物)
  • (着色剤)フェノールレッド 0.005mg
  • (希釈剤)TCM-199

予防接種まるわかりより引用

一つずつ調べてみましたが、大きく騒がれていたり問題になっているものは見当たらず、普段に使用している薬と同じような感じだったので良しとしました。

一番気がかりだった副反応について

世の中には様々なワクチンがあり、そのワクチンを接種したがために重度の副反応(副作用)に悩まされることに…といったことがたくさんクローズアップされていますね。

ここでその話しを取り上げることはしませんが、MRワクチンに対してどうなのかは自分が摂取する上で気になったので調べてみました。

すると、MRワクチンのおかげで日本でのはしか発症率が驚く程低くなった事実を知りました。

さらにはWHO(世界保健機構)が、「日本では土着ウイルスが36ヶ月以上検出されなくなった」として、はしかウイルスの排除状態を認定しています。(今回も海外からウイルスが運ばれてきたとのこと)

ワクチンのおかげで実際に効果が出ていることが理解できたので、まずはそれで合格点です。

じゃあしっかり効果のあると分かったMRワクチンの副作用はと言うと…発熱や発疹でした。

ウイルスをそのまま体内に取り込むわけですからね、これはまぁ普通に起こるかもしれないと自覚してるので良しとしました。

もっと重いものは…

アナフィラキシー様症状、急性血小板減少性紫斑病、脳炎、及びけいれん等と、ワクチン接種前に渡された注意事項の紙に書かれていました。

paper

MRワクチンを受けて重度の副反応が出たというような症例も見当たりませんでした。(発熱などは結構あるみたい)

副反応が起こるかもしれないという可能性は薬を飲む上でどんな時も必要なことではあるので、自分自身が調べた限りではMRワクチンを受けることに納得できました。

妊婦と麻疹(はしか)の危険性について

風疹(ふうしん)に感染した場合、妊婦(胎児)への影響があまりよろしくないと言われています。(先天性風疹症候群などが挙げられます)

一方はしかの場合、感染したからと言って赤ちゃんが先天性の奇形になってしまうようなことはないようですが、早産や流産を引き起こしてしまう恐れがあるようです。

ネットに転がっている情報を拾っただけなので、実際のところがそんな症例が増えているのかは分かりませんが、気を付けるに越したことはないですよね。

もちろん生ワクチンなので妊娠している人が予防したいと言ってMRワクチンを受けることは出来ません。

じゃあ今のようなはしかが流行するかもしれない!と言われている時には、妊婦はひたすら家の中で閉じこもっておくしかないのか?となりそうですが、本当に天文学的な数字のパーセンテージでも感染するのがイヤだというのならそれしかないと思います。

普通にマスクしててもあんまり意味ないみたいですし。

一節にはN95と言われるようなマスクをしていれば飛沫感染はもちろん、空気感染も予防できるんだとか言われてますが、N95のマスクって笑えるほどに変な形をしてるんですよね。

まぁ、それでも感染するよりはマシなのかもしれませんが…

▼まだこの形なら外を出歩くときにもいいかもしれません。N95より高性能らしいみたいですし。

最終的な僕の見解は、わざわざ危険性をあげるような行動はしませんが危険性をゼロにすることは出来ないわけなので、「起こったことは素直に受け入れるしかないな」と思っています。

ワクチンってウイルスでしょ?ワクチンを打った後に免役が弱っている人に感染したりしないのか?

これ本気で疑問に感じました。w

なので、ワクチンを打つ前に病院の先生に聞きましたよ。

Non太

このワクチンって言わばウイルスを体の中に入れるんですよね?

自分の体内に入ったウイルスの空気感染で、免役が弱っている人がはしかに感染するとかそういうことはないんですか?

おバカな質問ですね。

今考えれば分かりますが、もしそれで感染する可能性があったらもっと感染例は出てくるだろうし、そんなことは一つもありませんでしたからね。w

で、先生には「ありません!」と一言で終わりました。

実際にMRワクチンを受けてきました!

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実際に僕が住んでいる地元の病院、「阪口クリニック」でMRワクチンを受けてきました。

外観はかなり古めの建物ですし、中もピカピカの最新の建物ではありませんでしたが、ちゃんとしっかりした病院で安心して受けられましたよ。

おじいさんおばあさんも集会が開かれてるんじゃないかってぐらいにたくさんいました。w

とりあえず受付で保険証を渡すと、初診だったので問診票とMRワクチンに関する注意事項の紙と体温計を渡されます。

▼問診票と注意事項の紙s-IMG_8774

体温は36.7℃で問題ありませんでした。あきらかに熱がある時はワクチンを打ってもらえないこともあるみたいです。

問診票に記入し待つこと30分、名前を呼ばれたので診察室に。

先生に聴診器を服の上から当てられ、先ほどの質問をして問題ないことを確認し処置する場所へ。

看護師の方が「じゃあチクッとしますよ~」と言って、針を刺したと思ったらわずか2秒で終わりました。

Non太
えっ、もう終わりですか?

ってついつい聞いてしまいました。

大人になって注射と聞くと採血ぐらいしかした記憶がないし、注射を刺される時って早く終われ~ってイメージがあるじゃないですか。

採血とかって30秒ぐらい針を入れてるじゃないですか?

でもわずか2秒で終わりました。

その後10分ぐらいは安静にしとくよう言われ、待合室で待機しお会計をして病院を後にしました。

待機時間計40分、処置時間2秒+30秒(先生の質疑応答)で終わった僕のMRワクチンでした。

MRワクチンで掛かった費用

price

↑阪口クリニックでもらった領収書です。

今回の麻疹風疹混合ワクチン(MRワクチン)でかかった費用は7,560円でした。

僕は前日に電話をして予約をした上で受けに行っています。

大体MRワクチンの料金は8,000円前後が多いみたいですが、病院によって若干の差があると思いますので、行く前に確認するといいかもしれませんね。

MRワクチンを受けてきた! / まとめ

基本的に、例えば風邪をひいたらすぐに病院だ!薬だ!となるのが好きじゃありません。

今回のMRワクチンは、それまで何万人と発症していたはしかの感染症をウイルスは日本からなくなったと言われるまでにしたものです。

医療産業という観点から見ても、非常に有用なワクチンだと言えるのではないでしょうか。(何度も引き合いに出しちゃうけど、インフルエンザワクチンなどとは違うと思っている)

それでも普段だったら受けることはしないのですが、今回は諸事情が諸事情だけに予防のために受けることにしました。(これは落ち着いたらまたお伝えします)

感染しないに越したことはないですし、もしMRワクチンを受けようと思っていてまだ受けていない人がいるなら参考にしてもらえればと思います。

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