和歌山に2泊3日の家族旅行をした時の1日目、宿泊するホテルを探して湯快リゾートの「白浜・彩朝楽」というホテルに泊まることに決めました。
もう一泊をどこにしようかと考えた末、一度使ってみたかったAir bnbを利用してみることに。
初めて利用した感想としては、
「旅行感いっぱいに、上げ膳据え膳で楽して泊まりたい」という気持ちなら、あまりおすすめはしません。
一方、
「リーズナブルが一番!自由に且ついい感じの部屋に泊まりたい!」という気持ちが先行するなら断然アリ
といったところです。
我が家の旅行方針は、非日常を味わいながら楽しみたいだったので、料理も自分たちで用意して、少なからず部屋も気を使いながら使う、というAir bnbはイマイチでした。
とは言え、このシステムを使って温泉の出る一軒家に宿泊したので、初めて利用した感想としてレビューしたいと思います。
Air bnbで宿泊した家はこちら
まずは今回我が家が宿泊した一軒家がこちらです。
一軒家で2階建ての1LDKといったところ
一軒家と言えど、かなり小さめの家でした。一泊するには十分ですけど。
▼玄関入ってすぐのところ。
これがリビングです。
▼キッチン。
急いで撮ったので上記写真には写ってないですが、ガスコンロはなく簡易IHが設置されたキッチンでした。
Airbnbの物件は、手軽に用意できるIHが多めですね。
▼2階へあがる階段。
結構急こう配。
▼寝室。
2階にあがるとこの部屋だけ。
ちゃんとしたベッドと移動式の簡易ベッドが1つずつ、ソファにテーブルという仕様です。
写真の後ろ側にはあと2つ簡易ベッドがあったり、テレビがあったり。
もちろんエアコンも設置されていて、1階に1台、2階には2台ついていました。
まだAir bnbを始めてそこまで時間が経っていない物件だったからか、室内はかなり綺麗でした。
一通りのものは全て揃っている
Air bnbは自分が住んでいる家のように宿泊できるので、一通り必要なものは揃えられています。
▼キッチンまわり。
キッチンの引き出しには、お皿や食器洗い用の洗剤等々もあります。
▼洗面まわり。
5人ぐらいの宿泊を想定してか、洗面台は2台並んでました。
▼洗濯機。
温泉に入れるお風呂
今回この宿を選んだ一番の理由が、温泉に浸かれるところです。
一軒家でどうやって温泉?と思ってましたが、普通にお風呂の湯沸しスイッチをピッと押すと、水道のお湯じゃなく温泉が出てくる仕様でした。
▼温泉分析書。
ちゃんと温泉分析書が掲示されていたので、本物の温泉ということなのでしょう。
ちなみに、この物件は一般の人がやっているものではなく、法人で管理された物件でした。
▼浴槽。
とにかく一通りの設備はちゃんと揃っています。
Air bnbにして良かったところ|良いと思うところ
Air bnbにして全てが全てイヤだったわけじゃありません。
なので、まずは今回良かった(メリットに感じた)点と、今後良いだろうと思える点を挙げてみました。
宿泊代がかなり安い
▲ちょうど1日目に宿泊した湯快リゾートの白浜・彩朝楽の宿泊代金と、Air bnbで利用した代金のカードの請求が並んでいたので、スクリーンショットを撮りました。
しかも条件は似ていて、湯快リゾートの方も露天風呂付客室の宿泊プランで、ご飯がついてくるかどうかの違いがあるといったところ。
湯快リゾートが夫婦+1歳半の子どもで3万円越えのところ、ご飯も何もつかないけどAir bnbでは約13,000円と半額以下です。
で、部屋はさらに大きいし、他の宿泊者と遭遇するようなこともないし、一軒家なので物音も気にしなくていいし、そういったことを考慮すると安い料金で宿泊出来たと思います。
タイミングが合えば圧倒的コスパで高級な家にも宿泊可能!
Air bnbで泊まる家を探していると、
みたいな物件が出てくることがあります。
それ相応に人気で予約が埋まっている場合もありますが、タイミングが良ければ圧倒的なコスパの良さで豪華の家に宿泊できるかもしれません。
今回は立地条件を一番に選んだので、そこまで豪華ではありませんでしたが、十分に清潔で落ち着いた家に宿泊できています。
我が家が旅行にAirbnbをおすすめしない理由
コスパは良いんですけどね、やはり我が家では旅行として楽しむための宿泊先選びとしてはAir bnbは違うなって感じました。
その点について、思うところを挙げてみます。
宿泊のために本人確認証の提出が必要
▲これは宿泊予約をした際に、先方からもらったメールの一部を抜粋したものです。
日本には民泊新法とやらがあり、Air bnbで宿泊可能物件を出す場合、それに適用していないといけないみたいです。
その一つとして、宿泊者名簿を作らないといけないらしく、さらに日本人の場合は「顔写真付きの身分証明書」の提示が必要なんだとか。
それが、上記メールに繋がっています。
事前に免許証などをスマホやカメラで撮影し、それを添付してメールで送らないといけないというのは面倒でした。
法人だと言えど、どういう企業か分からないところに、顔写真付きの本人確認証を提出するのも、なんとなくイヤでしたし。
部屋予約したいだけなのに、こういう手続きが面倒くさいです。
食事は自分で用意しないといけないので、旅行気分を味わいにくい
ホテルや旅館を予約すれば、自分で食事の有無についてのプランを選択できますが、Air bnbはそもそも食事付きプランがありません。(もしかすると提供している物件もあるかもしれませんので、僕が知らないだけだったらすみません)
でも、ほとんどが家のみを提供するのが基本です。
家にいるかのように宿泊できるという点では良いですが、旅行に来たんだから宿泊先で美味しいものを食べたい!と言っても、部屋では食べられずするとしても外食です。
事前に宿泊する物件の近くに食べたいお店があれば何も問題はありませんが、我が家の旅行方針は上げ膳据え膳(要は何もしなくても美味しいご飯が食べられる)のため、旅行としての非日常を味わいにくくなるので、この点はイマイチでした。
相互レビューのため、部屋の過ごし方に気を使ってしまう
Air bnbは相互レビューです。
宿泊した側は物件について、物件提供者は宿泊者について、相互レビューがあります。
レビューがないからと言って身勝手な使い方はすることはないですが、やっぱり過ごし方に多少なりとも気を使います。
例としては、泊まった際にニョロ助(息子のこと)がご飯を食べる時にテーブルを汚してしまい、ティッシュを使っていたら、一箱丸々使い切ってしまいました。
といった具合に、余計な想像が出てしまいました。
「自分は客だから」みたいなことはないものの、ホテルに宿泊する時よりも異常に気を使ってしまいました。
(我が家というか僕の個人的な感想です)
おまけ:今回はシャワーが使えなくて余計にげんなり
これは今回に限っての話ですが、浴槽のあるところでシャワーの使用が禁止されていました。
恐らく、後ろに洗濯機が設置されていたからだと思われますが、事前の告知もなかったので、余計になくなんでやねん!となりました。
湯船に浸かりたいなら浴槽で、でもシャワーは使ったらダメ。
体を洗うのはシャワー室で、とかなり面倒な形だったので、さらにNG感をあげててしまいました。
▼シャワー室
シャワー室はスペースが1畳もない立ったまま浴びる個室です。
温泉が出るのは最高でしたが、これがいけてませんでした。
これはあくまでおまけで出てきた内容ですが、総合して家族旅行としてはあまりおすすめできないかなと思いました。
Airbnbは家族旅行では使わない!でも友達や一人旅ではぜひ使いたい|まとめ
今回の宿泊で個人的な内容をまとめると、
- 事前に免許証などの本人確認証の提出が必要
- ご飯は自分で用意
- ホテルや旅館と比べて気を使って過ごしてしまう
という点から、ホテルや旅館のような宿泊をしたいと思うなら、Air bnbはおすすめしません。
やっぱり座ったら料理が出てきて、その土地で美味しいと言われている料理が食べられて、食べ終わったら片付けてくれる。
部屋も綺麗で、多少汚いままチェックアウトしても(常識の範囲内で)特に問題はなし。
事前に免許証のコピーの送付なども不要。
というのは、楽に旅行することを重要視する場合には大前提の条件なので、Air bnbでの宿泊はなかなか難しい気がします。
一方で、自分だけの一人旅だったり、気兼ねない友達たちとワイワイするのがメインの旅行とかだったら、超絶おすすめと言えそうです。
「宿泊費が安い」というのが一番のメリット。連泊したりするなら、さらにその恩恵は受けられます。
もし今後一人旅をするなんて場合には、絶対に利用してコスパ良く、良い部屋に泊まりたいなと思ってます。(一人旅の予定なんて全くありませんが)
Air bnbってどうなの?なんて思ってる方は、いちユーザーの意見として参考にしてもらえればと思います。
おまけ:下記URLから登録すると、初回旅行から3,700円割引になります!
まだAir bnbに登録していない方は、下記URLから登録してもらえると、初回旅行の予約時に3,700円が割引になります。(ちなみに、僕は1,900円分の旅行クーポンがもらえます)
結婚する前から今のような認知度があったら、かなり使い倒してただろうなって思えるサービスです。
もし使って見ようと思う方がいれば、ぜひ一度体験してみてください!