京都の安産祈願で有名なわら天神に行ってきました。
わら天神の安産祈願はちょっと他とは違っていて、本殿や社での祈祷は一切ないし、ただ社務所でお守り(安産)セットを購入するだけです。
このセットにすでに祈祷がされているとのことだそうです。
ということで、実際にお守り(安産)セットを購入したので(安産祈願に行ってきたので)、セットにはどのようなものが入っているのかをご紹介したいと思います。
お守り(安産)セットには2種類ある
こちらの記事でも軽く触れてますが、わら天神で購入できるお守り(安産)セットには2種類あります。
それは腹帯なしかありかの違いで、腹帯なしは4,000円、腹帯ありは7,000円となっているわけです。
今回は記念にということもあって腹帯ありのセットを購入したので、その中身をご紹介していきます。
ちなみに腹帯なしを購入した場合も腹帯以外は付いてくるので、僕たちみたいに「記念に買っておこう」という以外に、すでに気に入ってたり使用している腹帯がある人は腹帯なしのセットで十分だと思います。
また上記写真が社務所で販売しているものの一覧ですが、その中に「安産お守り / 1,000円」というものが記載されています。
聞いていないので詳しくは分かりませんが、安産のお守りだけがほしいなんて人はこれだけを買ってもいいのかもしれませんね。(お守りセットを購入すれば、セットの中に安産お守りは付いています)
腹帯ありのお守り(安産)セットの中身
実際に入っているものは以下のものでした。
【腹帯ありのセット】
- 安産御神札
- 安産御守
- 御産衣
- 撤饌
- 安産祈願申込書
- 記念写真の案内広告(写真撮影しませんか?の広告)
- わら天神宮 安産の栞
- さらしタイプの腹帯
- 伸縮性のある腹帯
これを一つずつ解説していきます。
安産御神札
まずは安産御神札です。お札ですね。
袋の中から取り出すと…
▼こちらが入っています。
安産祈願などに関わらずお札の飾り方などは、ネットで調べればいくらでも出てきます。
我が家には神棚とかはないので普通にリビングに飾ってますが…。
今調べて気付きましたが、ちょうど北から南に向かう方向に飾られてました。w
安産御守
次に安産御守です。お守りですね。
こちらも袋から取り出すと…
▼こちらが入っています。
安産お守りです。前述したように、お守り単体で購入すると1,000円するものです。
わら天神名物の藁(わら)はこのお守りの袋の中に入っています。
▼安産お守りの中に入っているもの
真ん中に置かれた安産御守と書かれたものは、いわばこれがお守りと言われるものなのでそのまま中に入れておきましょう。
左上、「安産護符」と書かれたものの中にオブラートが入っています。
オブラートとは?
日本ではデンプンから作られる水に溶けやすい半透明の薄い膜のことを指す。薬品や菓子などを包み、そのまま体内に摂取することができる。
体にいれても大丈夫なものです。
そして、産気づいた時にこれを飲むと良いよと言われているものです。
実際、陣痛が激しくなる時に飲む余裕はあるのでしょうか?笑
そして、白い細い筒のようなものが藁(わら)です。
この中にわらが入っているわけですが、手で取ろうと思っても取れません。ので、つまようじなどを端っこから差し込み押し出すようにすれば出てきます。
わらに節が付いていれば男の子、節が付いていなければ女の子が生まれると言われています。
▼筒から出てきたわら
▼節は見当たりません!
ということで、女の子が生まれる?!という話になりますが、我が家の赤ちゃんは元気な男の子と言われているので、結果はハズレでした。
楽しむためのものとしてやる分には良いと思います。
御産衣
赤ちゃんが生まれてすぐ着るものを、産着というそうでそれが入っています。
こちらも袋を開けてみると、
▼産着
ものすごいカワイイちっちゃな産着が出てきました。
▼どれぐらい小さいかと、僕の手と一緒に撮ってみました。
手のひらサイズと言っても過言じゃないぐらいの産着です。
生まれた時に着せるかどうかは考えてませんが、ちっちゃくて可愛らしかったので思わず笑みがこぼれました。
撤饌
撤饌と書いて「てっせん」と読みます。
これはお祝いのお菓子です。
本来であれば、腹帯を付けたその日にお祝いとして食べるものだそうですが、安産祈願に行った時にはすでに妻は腹帯を使用していたので、家に帰ってきてすぐに食べちゃいました。
▼撤饌の箱を開けるとこんなお菓子が入ってます。
▼開封するとこんな色のお菓子です。
せんべい?と言うには柔らかいし、麩菓子とも言えないなくもないけど…といったお菓子でした。
安産祈願申込書
わら天神の安産祈願は特殊?なのかは分かりませんが、通常安定期に入る5ヶ月目の戌の日に行く安産祈願とは別で、もう一つの安産祈願があります。
「9日詣で」と言ったり「9ヶ月9日参り」と言われたりするものです。
これは臨月を迎える前月(妊娠9ヶ月目)の9日に参拝し、この安産祈願申込書に必要事項を記入して祈祷料4,000円を払って申し込むと、出産予定日の1週間前、出産予定日、出産予定日以降の1週間の計15日間、安産の祈祷をしてくれるというものです。
そのための申込書です。w
参拝した時には甘酒が振る舞われ、よだれ掛けがもらえるみたい。(まだ未体験の話なのでネット調べ)
さらに無事に子供が産まれた後は、いつでも良いのでお礼の気持ち(いわゆるお金)を「天神宮御供米料」という封筒に入れて、再度お礼参りに来てくださいとのこと。(写真左上の封筒)
その時に、腹帯やお守りなども返納するというシステムです。
なかなかうまくできていますね。
記念写真の案内広告(写真撮影しませんか?の広告)
お寺も神社もお金を稼がないといけないので仕方ないのでしょうね。
あまり詳しくは見なかったのですが、写真撮影をしませんか?というような広告のチラシが入っていました。
わら天神宮 安産の栞
わら天神に関することが書かれたしおりです。(写真右の方に映っています)
これもそこまで目を凝らしてみませんでしたが、わら天神のことについてつらつらと書かれているものです。
さらしタイプの腹帯
ここからが腹帯ありのセットを購入した場合についてくるものです。
さらしタイプの腹帯は、手ぬぐいのような触感の腹帯と言えます。
妻はあまりこの触感自体が好きになれなかったようで、一度も使うことなくお蔵入りになりました…。
何かの時に利用出来るかもしれませんので、タンスの中に眠らせてます。
伸縮性のある腹帯
こちらがもう一つの腹帯。
先程のさらしと比べると、かなりの伸縮性があって肌触りも良いです。
▼袋から出すとこんな感じ
安産祈願から帰ってきたその日に妻は巻いてみました。
その時は「締まり具合を自分で調節できるからメッチャ良いかも~」と言ってましたが、いざ巻いて外出しようとすると「マジックテープで止められる腹帯の方が着脱が楽だしな~」とのことで実践には至らず。
結局こちらもお蔵入りとなりました。w
これも何かの機会に使うかもしれないので、タンスの中に保管しておこうと思います。
お守り(安産)セットの中身 / まとめ
わら天神への安産祈願で行った時に購入するお守り(安産)セットの中には何が含まれるのかについてご紹介してみました。
こんなことを言ってしまうと一部の人には怒られるかもしれませんが、赤ちゃんがお腹の中ですくすく育ち安産を、と願う気持ちは分かりますが、その一番の方法は、夫婦が常に笑顔で楽しく仲良く暮らしていることだと思っています。
夫婦の仲はボロボロだけど、安産だけは神頼みでお願い!って…
それよりもまずは自分の心のあり方を見直すことの方が先決なんじゃないかと。
我が家がこの安産祈願に行ったのは、神頼みをしたいというよりもむしろ楽しむために行ったという方が強いです。
そうやって夫婦楽しみながらの安産祈願が出来るといいと思います。
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