どうもNon太(lovewifelives)です。
僕は大学の頃からたばこを吸い始め、そこからずーっと1日1箱のペースで吸い続けてました。
そんな中でも急に思い立って辞めてみたり、でもやっぱり喫煙する友達と一緒にいて時間を持て余すからという理由だけでやっぱり吸おう!と思って再開したり。
そんな日々が延々と続いていました。
最終的にはきっぱりたばことはおさらばして禁煙に成功したのですが、僕の禁煙方法は全く参考にならないと思うので、ここでは割愛します。
ただ、たばこを吸っている時から常々思っていたのが、
でした。
身体に悪いと言われても、自分の体調に悪い兆しがあるわけじゃない。むしろたばこを吸ってることでバランスが取れているとさえ思ってました。
こういう人って肺がんやたばこを吸うことで引き起こされるであろう病気にかかってからじゃないと、身体に悪いから辞めた方が良いなんて考えには至らないんだと思います。
そんな風に思っていることを指摘したいんじゃないし、禁煙を推奨したいわけでもない。吸いたいと思ってる人は吸えばいいし、待機列が出来てる人混みで吸わないマナーさえ守ってくれれば良い。
「禁煙する理由がないから吸っている」と言っていた僕は、「禁煙する理由が出来ればいつでも辞められる」とまわりに言ってました。そして、実際辞めようと思った時には一瞬で辞められました。
ホントは辞められないのにその本心が言えなくて吹聴しているだけなら、それも勝手にしてくれれば良い。
いつでも辞められると思ってても、そのストレス発散のためであったり、時間つぶしの格好の嗜好品であるとか、たばコミュニケーションがある方がコミュニケーションが円滑にすすめやすいしなぁと思ってて、喫煙を続けてる人。そしていつでも辞められると思っている人。
そんな禁煙する理由がないなら、ぜひお金と時間の計算をしてみてほしいと思います。
時間の計算
たばこを吸いながら一息ついている時に消費する時間。この時間の計算は非常に大事だと思います。
わかったブログを運営しているかん吉さんが、禁煙して10年が経ったと昨年ブログ記事をアップしています。
僕がこの記事を読んだ時は既にたばこは吸ってませんでしたが、時間の計算、いわゆるたばこが時間泥棒であることの一節を読み、妙に感心してしまいましたので、少し記事を引用させて頂こうと思います。
タバコ一本吸う時間は平均して4分でした。2箱吸っていたとしたら、4×20×2=160分=2時間40分です。一日2時間40分もの時間をタバコに費やしていたのです。
▲僕は1日1箱ペースでしたから、半分の時間である1時間20分がたばこを吸う時間に費やされていたという計算になります。これってものすごいですよね。
「別にタバコだけ吸っているわけじゃない。考えたり、作業しながらタバコを吸っていることもある」という意見もあるでしょう。
▲確かに通勤の移動中だとか、駅から家までの歩いている間に歩きたばことして吸っている人もいるでしょう。でも、その時間の長さが問題なのではなく、まずは1日の内でたばこを吸うために1時間でも2時間でも時間をあてているという事実から目をそらさないでほしいです。
▼そして次。
タバコを吸うと頭が冴えたり、作業効率が上がったりします。
しかし、一番の問題はそこです。実はニコチン中毒になると、たばこを吸っている時だけ、意識が正常レベルに戻るのです。タバコを吸っていない時は、ニコチン不足で、正常レベル以下に落ちてしまいます。
時間の計算をしたかっただけなのに、この言葉に一番ピンと来てしまいました。なので、僕は喫煙者に言ってみたんです。
それがたばこを吸うことで一瞬は非喫煙者と一緒になるけど、またすぐに下がってくるんやでー!
すると、喫煙者は「吸った時に、非喫煙者の数倍に集中力が増すんや!」と言ってきました。
100あるうちの集中力が50まで下がってたとして、それがたばこを吸うことで50上がっても100にしかならないということに気付いてませんね。笑
喫煙していると全てにおける作業効率が悪くなりますね。1時間に1回、2時間に1回と勝手に休憩を入れてしまうので。手を抜くためには最強のツールだと思いますが。
と話しが逸れそうなのでまとめますが、ざっくりと1日1箱吸う人は、1日で1時間20分程度の時間をたばこに費やすことになるということです。
1ヶ月を30日とすると、1時間20分 × 30日 = 40時間 = 1日と16時間という計算になります。(分かりやすく1ヶ月=30日で計算)
これが12ヶ月あるので、1日と16時間 × 12ヶ月 = 480時間 = 20日となります。
要するに、1年間で20日分の時間をたばこに費やしているような計算になるわけです。なかなか長いですね…。
お金の計算
僕が子供の頃、父親がたばこを吸っていて良く「セブンスター」を買いに近所の自販機まで1人で買いに行くことがありました。
その当時はうる覚えですが1箱/220円ぐらいだったと思います。
消費税の増税とともに、日本で一番売れている銘柄である「セブンスター」は、220円から250円(1998年)⇒280円(2003年)⇒300円(2006年)⇒440円(2010年)となり、記憶に新しい2014年に消費税が8%になったのを受けて、460円という価格になりました。
この20~30年ぐらいで200円台から倍の400円台まで値上がりしたということになります。
世界の水準から見ると、日本のたばこ価格はまだまだ安い水準ですから、たばこの価格は高くなることはあっても安くなることはほぼあり得ないと言えるでしょう。
では、今はまだ若いと言われる20代~30代は、今後も30年40年と生きていくわけです。
すると、1日1箱のたばこを吸う20代・30代の喫煙者が、今後30年たばこを吸い続けたら、一体消費金額はいくらになるんでしょうか。
1日1箱(460円) × 30日 = 13,800円となり、1ヶ月に使用するたばこの購入金額は13,800円です。
次に、13.800円 × 12ヶ月 = 165,600円という計算で、1年間に使用するたばこの購入金額は165,600円となります。
さらに、165,600円 × 30年間 = 4,968,000円となり、30年間たばこを吸い続ける人が使用するたばこの購入金額は約500万円という計算になるわけです。
これは現状のたばこの価格で推移した場合ですから、99%値上がりするでしょうから、これよりもさらに高くなるのは目に見えています。
たばこを吸い続けるということは、それだけのお金は確実に消費しないといけないということです。
それでも喫煙?禁煙する理由が見つかる?
物事は対価で見ればいいわけですから、1年をベースに年間20日、金額にして16万円以上のお金を消費することよりも、たばこを吸うことの方がメリットに感じられるなら、吸い続ければいいと思います。
正直もったいないと思い始めた…となるなら、何かのキッカケに辞めてみればいいと思います。
たばこを浮かしたお金で旅行に行くというのも面白そうですよね。
僕はたばこは吸わない側になってますが、この時間とお金の計算を見ただけでも大いにたばこを辞めて、その分違うものに消費していく価値はありそうと思いますね。
電子たばこは流行る?禁煙の一助になる?!
たばこを吸ってた時から電子たばこは世間を騒がせてましたが、実際のところどうなんだろうと思ってます。
結局禁煙しても、電子たばこにハマってしまうとお金の消費とは一緒ですからね。
でも、最近ではシーシャと呼ばれる「水たばこ」が流行ってますよね。
ニコチンがゼロのものがあったり、飲食店に置いていたりもするので、僕も禁煙してからたばこはすすめられても吸わないけど、シーシャは吸ったことがありました。
シーシャを吸ったからって依存症になることはなかったです。
ってニコチンゼロのものだったので、依存しないのは当たり前だと言えますが。
確かに美味しくてクセになって楽しめるのも分かります。なんだか煙を吐くのって快感なんですよね。笑
そういう意味では、たばこの代わりというより禁煙の一助としての電子たばこはありなのかなとも思います。
禁煙と時間とお金の計算 / まとめ
ニコチン依存症って一種の病気なんですよね。僕は全く依存症はなく、スパッと辞められたので理解してあげられませんが。
たばこを本気で辞めたいけど、依存症がひどくてと思っているなら、禁煙外来が良いかもしれません。
ですが、半分ぐらいの人は禁煙する理由はないし喫煙してるメリットもそれなりに分かってるから、という理由だけで継続している人がいるのも確かでしょうし、それだったらもったいないのになぁと思って、今回の記事を書いてみました。
少しでも参考になれば幸いです。
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