その使い方あってますか?『可能性』という言葉の本当の使い方

可能性の使い方

どうもNon太(@LoveWifeLives)です。

みなさん「可能性」って言葉の本当の使い方を知ってますか?

恐らく大多数の人が気にせずに「可能性」という言葉を頻発して使っていると思います。

本当の使い方を知ってしまうと、さらに使いにくくなること必至ですが、今日は「可能性」の本当の使い方について、僕が調べたことをご紹介しようと思います。

『〇〇にならないでほしい、でも〇〇になる確率が高い』というような場面では使用できない

テレビの天気予報コーナーで、お天気お姉さんが「明日の〇日に、台風〇号は日本に上陸する可能性があります。」といった発言は気にしなくとも聞いたことがあるでしょう。

また、友達が「明日雨降るかなぁ?」と質問してきて、「降る可能性が高いよ」なんて返答をしたことがある人もいるでしょう。

この「可能性」の使い方、実は全て間違っているんです!

上記2つの例はどちらも、台風が上陸しないでほしい、雨が降らないでほしいと思っていることが前提ですが、ここでの「可能性」という言葉の使い方は、「台風がこないで(雨が降らないで)ほしい。でも来る(降る)確率の方が高い」という使い方です。

〇〇にならないでほしいというような場面での、「可能性」という言葉の使い方は間違っていると言われています。

ではこういう場面での使い方はどう使うのが良いのでしょうか。

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可能性に代わる言葉は「恐れ」

〇〇にならないでほしいという気持ちがある上で、それでもそうなってしまう確率の方が高い場合の言葉の使い方として一番分かりやすいのは「恐れ」です。

「台風が上陸する恐れがあります。」これは何となく読めますし、言葉としても理解しやすいですね。

「雨が降る恐れがあるよ。」 これが本当の使い方なんですが、友達同士の会話でこんな言い方をすると、なんとなく違和感がありませんか?

「可能性」という言葉を気にせずに、未来に思うプラスの場面にもマイナスの場面にも使い続けてきた結果、本来の使い方に違和感を覚えるようになっています。

「可能性」は未来に向けて期待を込めた時にしか使うことが出来ない言葉

「可能性」という言葉を辞書で引いてみました。

  1. 物事が実現できる見込み。例:「成功の可能性が高い」 
  2. 事実がそうである見込み。例:「生存している可能性もある」
  3. 潜在的な発展性。例:「無限の可能性を秘める」 
  4. 認識論で、ある命題が論理的に矛盾を含んでいないという側面を示す様態。

デジタル大辞泉より引用

例文を添えて辞書にちゃんと書かれてましたね。

解説も例文も全て”見込み”がある場合や、未来への期待が込められた場面での使い方になっています。

というように、「可能性」という言葉は未来に向けて期待を込めた時に使うべき言葉なんです。

「可能性」という言葉の使い方|まとめ

今回はさっくりまとめましたが、僕が言うまでもなく辞書にちゃんと書かれていました。

ただ、とある過去の辞書には「(”遭難したくない”という気持ちが前提に)全員遭難の可能性が強い」という例文を載せていたことがあるようです。

それを読者が指摘したところ、『マイナスの場合にも「可能性」は使うんだ』と一蹴し、用例をそのまま掲載し続けました。

しばらくしてやはりまずいと思ったのか、『(合格してほしいという期待が込められて)審査に合格する可能性が強い』という用例を付け足し、さらには1番目の用例として掲載するようになったみたいです。

 

これが「可能性」という言葉なわけですが、本来の使い方で使うとものすごく日常生活でしゃべりにくくなります。笑 

そこは可能性という言葉で終わらせてたのに~!という事が多々起こるはず。

日本語と一言に言っても、昔は使っていた言葉が使われなくなったり、この可能性という言葉のように、昔に使っていた言葉の意味が取って代わったりしています。

日本語を覚えることは世界一難しいとも言われることもありますし、奥が深い言葉です。

ぜひ参考にして下さい。

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4 件のコメント

  • 上の文章では『期待値』誤用されています。統計の基礎知らないのですね。統計用語です。期待値に
    『期待』という意味はありません。予測される事象に確率をかけた、平均の値で、数字で示されるものです。
    最近、期待値が間違って使われる可能性が高いです。

    • 英明さん
      そうなんですね。
      言葉についての記事を書いているのに、違うところで誤用してしまっていたとは…記事内で使用していた期待値という言葉は全て修正させて頂きました。
      ご指摘ありがとうございました。

  • 私も最近の可能性って使われ方はオカシイと思っております。

    大々的に言葉のプロである報道でも普通に間違った使われ方をされています(^^;

    大地震がくる可能性。。。来て欲しいのでしょうか?
    事件に巻き込まれた可能性。。。そう処理した方が楽なのでしょうかね?

    何でも一括りにしたいのでしょうね、伝わるし楽ですから。

    恐れとか考えられるとか使えばよいのにとも思います。

    あと、折角指摘をされる内容なのですから、間違った使い方はなされないよう。。。

    違和感を感じてはいけません、違和感を覚えるが正しい使い方ですよ(^-^)

    日本語は難しくはないのですが、察するが美徳とする日本人が勝手に難しくしたのではと私は思っております。

    全てを言わずして伝わるのが日本人同士の会話であり、他の国の方々が難しいと感じられているのではと思います。

    記事楽しく読ませていただきました、ありがとうございました。

    • 秋桶さん
      「違和感を覚える」
      せっかく言葉の説明をしているのに、ここで間違った使い方をしていたとは…ご指摘ありがとうございます。修正させていただきました。
      コメントもありがとうございます!

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