あなたは後輩や部下を守る、「すみません。それを指示したのは私です」が言える人ですか?

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どうもNon太(@LoveWifeLives)です。

サラリーマンとして働いていた時代に自然とやっていた対応が、後になって良かったんだなと思うことがあります。

その時には気付かなかったのに、今会社員を辞めた立場で思い返してみると、気付くことが出来るようになっていました。

今回ご紹介したいお話しは、後輩や部下を守る「すみません。それを指示したのは私です」というフレーズを言えますか?ということ。

サラリーマンであれば先輩や上司、後輩や部下という関係は切っても切れない関係だと思いますし、その人間関係で悩んでいる人もたくさんいるでしょう。

もし悩んでいるならなおさら、こんな上司や先輩の下で働いた方が学ぶことは多いだろうし、自分が後輩や部下を持つ立場になったらこういう態度で接すればいいと思うようなことをお話ししたいと思います。

その前に例えばのお話しを織り交ぜていきますので、ここでの登場人物をご紹介しておきます。

Aさん・・・上司(ここでは一番偉い人)

Bさん・・・先輩(Aさんの部下であり、Cさんの先輩)

Cさん・・・後輩(Bさんの後輩であり、Aさんの部下でもある)

の3人とします。

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こんな場面ありませんか?

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この会社はAさんを中心としたチームが組まれているとします。チーム内にはBさんとCさんがいます。

Aさんを上司としてBさんがチームに加入しバリバリ仕事をこなしていました。なので、AさんはBさんを認めているという状況で、Cさんがチームに入ってきました。

Cさんは出来損ないではありませんでしたが、至って普通ぐらいの可もなく不可もなくのスキルだったとします。

Aさんからの作業の依頼

AさんはCさんに資料の作成をお願いしました。

「俺が自分でやるのは簡単やけどな。それでは君の勉強にならないから君がやってみなさい。」

こう言われてCさんはAさんの仕事をやることになりました。

Bさんからのアドバイス

Cさんは初めて行う作業だったため、Bさんにアドバイスを求めました。

「あーその資料を作りたいならエクセルを使った方が良いよ。ここをこうやって…はい。グラフが出来た。後は何個も同じようにグラフ作って貼り付けていけばいいから」

と言われたCさん。

Bさんのアドバイスを忠実に守り、資料を作成していき完成させました。

Aさんからの叱責

Cさんは資料を完成させたのでAさんのもとに持っていきました。

ちゃんと出来ているか不安ながらも、Bさんから受けたアドバイスを得て作成した資料だったので大丈夫だろうという気持ちも持ちながら。

すると、

「何でこんなグラフを使ったんや?」

「わからへんねやったら何で聞きにこーへんねん!」

「こうやって怒ることが手間ってことを分かってるか!?」

ちゃんとやり方をBさんに教えてもらってもう1回提出してこい!

とAさんに叱責を受けたのです。

Cさんは、「Bさんに教えてもらって作った資料なのに、Bさんに聞いてもう1回作れって…」という思考と、思いもよらないAさんの反応にビックリとショックと困惑が入り混じってしまいました。

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というように、こんな場面って結構ありませんか?

この時のAさんに対するCさんの対応や、Cさんに対するBさんの対応によって事態は大きく変わるものだと思いますが、パターン別に見ていきます。

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Cさんが取った対応

今回取り上げたいのはBさんの行動ですが、まずはCさんの対応を見ることにします。

パターン1 / Aさんへの反論

Aさんに「何でこんなグラフを使ったんだ!」と怒られた時に、「Bさんにこう作れと言われました」とすぐに反論して、「Bさんに教えてもらって作った結果である」と答えるパターンです。

特に自分の責任にしたくない時にやりがちな行動ですが、これって結構面倒なことになりますよね。

AさんはCさんが作ったものだと思っていたから叱責したら、まさかBさんが指示していたなんて…となりますし、「責任転嫁するな!」と違うことで怒られるかもしれません。

BさんはAさんに対して、「わざわざ俺のことを出すなよ!」、「全部俺が悪いみたいに言うなよ…」となるかもしれません。そう思う心は「Aさんの評価が下がる…」と思うからでしょうが。

ちゃんと自分の意見を言えるタイプか、自分に非がないことを証明したいタイプや、人に責任をなすりつけるのがうまいタイプの場合は、こんな状況になるだろうと考えられます。

が、結果的には大体うまくいきませんね。

パターン2 / Aさんの叱責に耐える

Aさんに「何でこんなグラフを使ったんだ!」と怒られた時に、だんまりを決め込むか「これが良いと思ったので…」といった具合に、Bさんにアドバイスを受けたことには言及せず、Aさんの叱責に耐えてその場をやり過ごすパターンです。

このような態度を取ると、Aさんに怒られるのはCさんだけでもちろんBさんに飛び火することは一切ありません。

Bさんからあるとすれば、この後に「何か怒られてたなーごめんごめん」なんて軽く言われるのがオチでしょう。

もしかすると、「怒られてたなーゴメン。ちょっと一緒に考えよっか」と言ってくれるかもしれませんし、そう言ってくれるならまだマシな先輩でしょう。そうなる人はほとんどいないと思いますが…。

CさんはBさんに教えてもらったものの、それをわざわざAさんに言うとパターン1のような結果になるのもイヤだし、でも自分の評価が下がるのもイヤだし…という葛藤と戦いながら、最終的に自分が責められる立場を選んだわけです。

ここで先輩であるBさんがCさんをフォローできるような腕を見せてあげないと、このやり方が正しいというような「自分も同じ様な経験してきたから」という負の連鎖が始まってしまうと思います。

さらにこの時Aさんが、「Bさんに教えてもらってもう1回作れ!」と言ってくれたからもう一度作業をするチャンスがもらえたものの、「もうCさんじゃダメだ。Bさんがやってくれ!」と仕事をBさんに依頼することになる場合もあります。

そんな時Bさんが取る対応は…

「はい。分かりました。」ですよね。

恐らく平気でBさんはそう答えるでしょう。

こうなってしまうとCさんの心情は、「何で俺一人が怒られないとあかんねん!」という気持ちでいっぱいになるでしょう。

こんなんじゃダメですよね。

そこで出てくるのが、「すみません。それを指示したのは私です。」という言葉です。

Bさんが取るべき対応

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自分がアドバイスをしたものを作って提出したら、CさんはAさんに怒られるという事態を見つつも、多くの人は「俺がアドバイスしたなんて言うなよ~!」と思うはずです。

だって、Aさんからの評価が下がるのもイヤだし怒られるのもイヤだし、Cさんにそんな場面を見られるのもイヤだしといった変なプライドがあるはずだから。

前述したCさんが取った対応のパターン1の時は、Aさんにバレることに変わりはないのでここでは取り上げませんが、パターン2のようにCさんが気を使ってだんまりを決め込んだ時です。

Cさんが怒られているのを横目で見ながら、スルーしようとしている時、正直に自分が名乗り出られるかどうかが先輩としての分かれ道なんです。

すみません。それを指示したのは私です。

この一言をちゃんと言えるかどうかで、先輩としての、言い換えれば人としての力量が垣間見えると言っても過言ではないと思います。

普通に考えれば、Bさんがこういう風に作ったら良いとアドバイスして、その通りに作ったCさんがAさんに怒られる。Cさんだけが怒られる。

確かに自分の責任で作らなかったCさんもダメですが、同じチームとして見るとどう考えてもおかしいですよね。

もし同じものをBさんが作って提出し、それでAさんが怒らないというのなら、それこそ個人的私情が絡まったAさん自体に問題がありすぎます。

作り方が分からない(ここでCさんは自分で考える努力をしていない等は省きます)と言っているCさんにアドバイスをしたBさんは、「自分が教えて作ったもの」という事実を話すべきです。

僕はこれを言うことでAさんの評価が下がるとは思わないし、そんなに怒られることもないと思ってます。

事実、自分がやってきた限りでは上司に怒られることはほとんどなく、「もっかい考えて出せ!」と言われるぐらいでした。

事実を報告することとかばうことは全く違う

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上記の例でいくと後輩をかばっているように見えますが、「助け守る」という意味では「かばう」ことも「事実を報告してサポートする」ことも同じですが、この場合かばっているのとは全く違うことに気付かないといけません。

会社で良くある「かばう」というのは、「自分が起こした行動であるとは思ってないけど、監督責任は自分にあるから自分の責任だと言う」的な感じです。

世の中で良くある謝罪会見と同じです。

事実全く何も関与していないはずの社長が、報道陣の前で頭を下げているあの謝罪会見なんてまさしくそうで、社長という肩書上、監督責任は自分にあるから申し訳ありませんと言っているにすぎません。

本当に申し訳ないという気持ちよりも、「なんでそんなことをやりやがったんだ!クソ社員が!」という気持ちの方が勝っているに違いないでしょう。

人が誰かをかばう時、裏には計算された思考がある場合があるというわけです。

計算された思考は、もしかすると謝罪会見のように仕方なしにかもしれないし、恩を売ることかもしれないし、いい人と思ってもらえると勘違いしているからかもしれません。

実際にかばった後の人の心情としては、「俺が言ったから許してもらえた」だとか、「俺がいなかったらお前はやばかったぞ」といった上から目線の思考です。

事実を報告するということは、間違ったことをしないということ。

もうこれだけで事実を報告することとかばうことが全く違うということは分かると思います。

▼こういう正しく生きる!というような話しは過去にも書いてます。

性善説を信じて突き進むことの重要性。

性善説を信じて突き進むことの重要性。

2016.02.02

時にかばうことも必要なことはありますが、かばってあげるならホントに自分の家族などをかばう時と同じ心情で行わない限り、最終的に良い方向には転がりにくいということです。

「すみません。それを指示したのは私です」が言える人 / まとめ

サラリーマン社会にいると、今話してきたことって社内だけじゃなく色んなところで目にします。

とにかく自分に非がないように物事をすすめようとして、相手を押しのけ我先にという心が垣間見られて嫌になります。

言葉で言うと当たり前のことを書いているだけなのに、いざ自分自身に照らし合わせると思うように行動出来ていない人がたくさんいます。

かくいう僕も全て出来ているわけじゃない。

いつも書いていることは自分への備忘録であり戒めでもあります。忘れずに行動したいですね。

少しでも参考にしてもらえると幸いです。

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4 件のコメント

  • Non太さん
    こんばんは。
    Non太さんの別のサイトでお世話になり、それから順々にブログを読んでおります。
    私が働いているのはいわゆるブラックと言われる会社です。
    正社員が1割に満たず、パートが大半を占めている会社です。
    私はパート主婦ですが、新人研修担当を任されていて独身の人も入社(パートとして)してきます。
    独身スタッフがまず不満に思うのが「この給料では生活できない!」「ボランティアが多すぎ!」
    会社側からは早期退職者を減らすことを言われています。また独身スタッフの気持ちもわかり親身になって相談にのってました。
    しかし先日、独身スタッフから
    「もうさんは本当に私達の気持ちをわかっているんですか」と言われてしまいました。
    私が独身であればこんな発言は出なかったと思うのですが。
    そんななか、Non太さんのブログを読み、なるほどと思い、コメントしました。
    半分愚痴になりました。
    これからもブログ楽しみにしています。

    • もうさんこんばんは!
      色々とコメント頂きありがとうございます。
      もうさんの職場で言われているような、安月給にハード業務ってホントに多いですね。
      外の人からすると、「じゃあそんなにイヤなら辞めたらいいやん!って一言言えば終わる話しやろ!」と言われそうですが、
      事実はそうだとしてもそんな簡単にうまくいかないですしね。
      出来る限り変えていきたいと思うのは僕もありますが、アメリカで日本語を母国語にしたい!と意気込んでも、
      どんなに頑張っても変えられないものは変えられないと言われます。
      仕方ないで終わらせるのはきついですが、どうやっても変えられない(安月給やハードワークが)ものには、
      やっぱり自分が環境を変えていくしかないのかもしれませんね。
      僕も話が違う方向に行ってしまいましたが…。
      でも、正直に言える人でありたいと思います。

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