世界陸上開催に合わせて、陸上部経験者が陸上競技の魅力を考えてみました。

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こんばんは。Non太です。

世界陸上2015が始まりましたね。もし出来るなら開催される9日間、ずっとテレビにかじりついていたいぐらいです。いや、むしろ競技場まで足を運んで毎日朝から晩まで会場にいたい。

オリンピックなどでも様々な競技が開催されますが、その中でも陸上競技が一番見ていたい競技というぐらいに陸上が好きです。

僕は中学・高校と陸上部に所属していたのですが、陸上部経験者として改めて陸上競技の魅力というものを考えてみたいと思います。

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陸上競技の魅力を一言で言うと

陸上競技の魅力を一言で伝えるならば、あくまで観覧する側としての意見となりますが、人間として、肉体としての限界がどこまでいくのか?を垣間見れる事だと思います。

そして、様々なサイトでも言われているように、陸上競技はシンプルで且つルールが明確です。

人より速くゴールすれば勝ち。人より遠くまで飛べば勝ち。人より高く飛べば勝ち。人より遠くまで投げれば勝ち。等々、いたってシンプルです。

ルールが明確であれば、誰とでも一緒に見る事が出来ますし、楽しむことができます。

ルールがシンプルじゃない例としてたとえばサッカー。

全く関わってこなかった人と一緒に観戦すると、『なぜあれが反則(ファウル)になるの?』と質問され、『オフサイドだから』と説明しても、『そもそもオフサイドってなに?』みたいな話になってしまう事もあります。

さらにはオフサイドのはずだったけど、審判が笛を吹かなかったからオフサイドにならずに得点に繋がった、なんてこともあったり、審判の裁量によって勝敗が左右されてしまうところもあると思います。

その点、陸上競技にはそういった審判の裁量によるところが全くとは言いませんが、他のスポーツに比べて圧倒的に少ない。

ただ人より速く、遠く、高く、勝れば勝ちですから。

このシンプルさとともに、自己の肉体でどれだけ早く走れて、遠く飛べて、高く飛べるのかの限界がどこなのか?

それを垣間見れるところに、陸上競技の最大の魅力が詰まっていると思います。

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人は刹那に魅了される

刹那の水滴

陸上競技の花形は100mと言われています。

僕が陸上をやっていた時もやはり速く走りたいと言う事もあって短距離の100mや200mを専門としていました。

では、なぜ100mが花形になるのでしょうか?

それは、100mが刹那の出来事で終わってしまうからです。

言い換えれば一瞬の出来事だから。

例えば、オリンピックは4年に1度開催されます。そこでは陸上競技も競技の種目に入っています。

様々な競技がオリンピックでは開催されるのに、やはりその中でも陸上競技の100mと言うのは、いつも注目を浴びているのはみなさんもご存じだと思います。

100mというのは今は9秒と少しで終わります。

その4年という長い期間を、その9秒と少しのために費やすのです。

1分は60秒。1時間は3,600秒。1日/24時間は86,400秒。1年/365日は31,536,000秒。4年/1,460日は126,144,000秒なんです。

1億2千6百14万4千秒の期間を、わずか9秒のために費やすということです。

その背景を考えれば、優勝者に人類最速という称号が与えられるのは当たり前だと思います。

一瞬で終わる出来事だからこそ、あっという間の名残惜しさとともに人は100mに魅了されるのだと思います。

ドラマが起こるのは中距離・長距離!100mにドラマはない

100mが陸上競技の花形であり、刹那の競技だからこそ人は魅了されると言いました。

そして僕も一番好きなのは100mであり、どれだけのタイムが出るんだろうというワクワクと期待感で見ています。

ただ一つ欠けるところがあるとすると、中・長距離にたくさん起こるドラマが100mにはないと思っています。

世界新記録樹立!や、世界記録保持者を抜いた男!などというような出来事のドラマを言っているのではなく、ドラマのような展開のことです。

マラソンを例にすると、マラソンというのは駆け引きがありスキルが必要であり給水があり、と様々なテクニックが必要になる競技です。

選手と選手が接触して転倒してしまう事もありますし、給水に失敗してしまうこともあります。

不慮の肉離れが急に起こったり、脱水症状になってしまったりと色々なトラブルが発生する事もあります。

例えば、給水ポイントで別の選手と接触して転倒してしまい、給水に失敗してしまった。それが原因で先頭グループから離脱してしまった。

その状況がずっと続いていたと思ったら、35km地点を過ぎたあたりからぐいぐいと追い上げてきて、先頭グループに追いつく。

競技場に戻ってくるまで先頭のデッドヒートを繰り広げ、最後はトラック勝負となった。

大観衆が見守るなか、最後の400mでも拮抗し勝負は最後の直線までもつれ込む。

そして最後の最後、ゴールまでわずか数十メートルで一歩抜け出しゴールテープを切って優勝!!

といったシチュエーションがあったとします。

もうこれだけですごいドラマですよね。

こういったドラマと言う点では、野球やサッカー他のスポーツでも大どんでん返しといったように、共通しているところだと思います。

ドラマがあるから面白い。陸上競技には刹那の他にもドラマも生まれやすい競技なんです。

心・技・体の全てが必要なスポーツであり、全てのスポーツの原点

走る、飛ぶ、投げる、陸上競技と一言に言っても色々な種目がありますが、基本的には短距離や長距離といった走る、走り幅跳びや走高跳などの飛ぶ、やり投げやハンマー投げといった投げる、といった競技がほとんどです。

幅跳びややり投げなど、飛ぶ・投げる種目にも助走というものがあり、根底には走るという事をします。

そういった点では、全てのスポーツの原点ともいえるスポーツなのではないでしょうか?

そして心・技・体

陸上競技はこの3つが必要なスポーツなんです。もちろん他のスポーツにも必要だと思いますが、シンプルな勝負であるがゆえ、シビアに必要なものだと思います。

100mではスタート。少しでもフライングをしてしまうと、たったの1度限りで失格。フライングをしないように集中しないといけません。でもフライングを恐れすぎると、スタートが出遅れてしまう。

その出遅れの0.1秒で約1メートル変わると言われてますから、かなり不利になります。

その緊張感を制するが必要です。

そしてフライングしないように、でも素早いスタートが切れるように技術を磨きます。

強靭な心を手に入れるのは日々の練習で培った自分の体からです。

それが揃ってやっとスタートラインを出発出来るものなんです。

たかが100m。されど100mという言葉がしっくりきますね。

多数の人が思う【走っていて何が面白いの?】という質問に対する回答

陸上競技をやっていると、必ず1度は誰かに質問されると思います。

走ってて何が面白いの?と。

僕ならこう答えますかね。

走ることだけはそこまで楽しくない時もあるよ。むしろ苦しい事もたくさん。

走る理由は自分の限界を超えていきたいから。その限界を超えた時の達成感を味わいたいから。そういう意味で走ること自体が面白いんだよ、と。

すると、苦しいことを我慢するとかMなん?みたいなことを聞かれますが、そういうのは相手にしなくていいと思います。w

あの達成感を味わってみない限り、この意味は理解できないかもしれません。

ビジネスと陸上競技、仕事とチームスポーツに共通するところ

世界陸上を見ていて、ふと思うことがありました。

ビジネスと陸上ってめちゃ似てるところがあるやん!と。さらに、仕事とチームスポーツもめっちゃ似てるやん!と

僕は今の仕事をしている時に、自分一人ではどうしようも出来ないことがあることに、非常に悔しい思いをしていました。

チームスポーツもそうですよね。いくら自分がすごいピッチャーでも、チームが得点できるバッティング能力を持っていなければ、得点できないので勝つ事は100%できません。

サッカーでもバスケットでも、チームプレーが必要な競技はある程度のレベルが揃わないと勝てないんです。

極端に言うと、自分がプロの選手だったとして、全員がプロのチームを相手に、少年チーム+プロの自分というチームの対戦になって勝てるか?という事です。

仕事という概念では、このように自分一人の力ではどうしようもないことが多数起こり、諦めざるを得ない場合がたくさんあります。

一方でビジネスと陸上競技も似ています。

一言でいうと、自分次第というところ。

良いタイムを出すために練習するかしないかは自分次第。良い稼ぎを出すために行動するかしないかは自分次第。

練習しなければ良いタイムは出せない。行動しなければ良い稼ぎは得られない。

練習しないからって誰かに怒られるわけじゃない。行動しないからって誰かに怒られるわけじゃない。

全ては自己責任ということです。

陸上競技も、誰かに言われてやるような事じゃなく、行ったこと全てが自分に返ってくるという事に気が付き、さらに陸上が好きになりました。

最後に

さて、僕が思う陸上競技というものの魅力について、色々と語ってきました。

2年に1度世界陸上は行われ、4年に1度オリンピックで陸上競技を見る事ができます。

陸上競技は自分の肉体だけで勝負する非常にシンプルで、でも非常に奥の深いスポーツだと思います。

そういったところも考えながら、少しでも参考にしてもらい、陸上を楽しく見てもらえると幸いです。

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