どうしても生理的に受け付けない人と、一緒に仕事をしないといけなくなった時に考えたこと

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友人やプライベートで会う人間は自分で選ぶことが出来ますよね。

でも会社という組織で働いている限り、一緒に働く人間を選ぶことが出来ることは稀だし、どうしても波長が合わない、生理的に受け付けられない人と仕事をしないといけないこともあるでしょう。

かくいう僕も最近まで実は、働いている職場にどうしても生理的に受け付けられない人と一緒になってしまい、どうしようもない気持ちになっていた一人でした。

最終的には変更してもらえる結果になったのですが、誰もが起こり得ることがあるかもしれないそんな状況の時に、僕が考えたことをまとめてみました。

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極端な意見は省いて考えます!

最初に言っておきますが、ここでは極端な意見は省いて考えることにします。

自分の好きを仕事にする」を実践出来ている人は、行動力もぶっ飛んでて魅力的に思うところも多いです。

でも、その分極端な意見を言う人が多いとも感じます。

  • 自分の好きな人とだけ仕事をすれば良い!
  • 自分が好きじゃない人と一緒に仕事をするなんて時間のムダ!
  • 自分が気を遣ってまでしないといけない仕事なんてクソ!
  • そんな考えになる仕事ならさっさと独立するか転職するべき!

などなど。(あくまで一例ですが)

世の中には、生まれ持った資質を持っているかのように荒波をグングン突き進み、多少の犠牲を払ってでも前だけを見据えて突き進んでいく人がいます。

ついてこれる人はついてきたらいい、墜ちていく人は仕方がないと。

この考え方を否定するつもりはありませんが、僕はどちからというと先頭に立ってどんどん突き進むタイプじゃなく、一番後ろに立って墜ちていきそうな人を励ましたり引っ張り上げたりしたいタイプ。(だと気付いた)

それでも何も変わらない人は仕方ないかなととらえるほかありませんが。

将来的には自分も今のような気の遣い方をしながら働く働き方じゃなくて、もっと自由に穏やかに笑って生活が出来る働き方を目指していこうとは思ってます。

ですが、極端になりすぎるとどこかで反動がやってくるとも思うんですよね。

社会で生きていく以上人との関わり合いは一生つきまとうものなので、今回は極端な意見である、すぐ転職したら良いとかそんな奴は無視すれば良いとか、そういったことは抜きにして考えてみたことをお話したいと思います。

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生理的な好き嫌いと、自分の好みの好き嫌いは違う

人間生きていれば好きなタイプも嫌いなタイプも出てきます。

でもそのほとんどが、自分の単なる好みや習慣による好き嫌いがほとんどです。

例えば、僕はご飯を食べる時にクチャクチャと音を鳴らして食べる人が大の苦手。「口閉じて食べてくれよ!」って思います。

でも、同じ日本でもそれを何とも思わない人はたくさんいるでしょうし、韓国では音を立てて食べることが美味しい証拠とも言われています。

習慣の違いや、今まで育つ間に培われた自分の価値観による好き嫌いと言うのは、お互いに話し合って理解し合えば、改善していくことも可能だと思うんです。

と言っても、どれだけ僕が優しく気を遣って「どうしてもクチャクチャ食べるのが苦手やから、口閉じて食べてほしい」と伝えても、相手は良い気はしないでしょうけどね。

個人的な価値観だけで好き嫌いを言ってしまうと、波風が立つのは容易に想像できるでしょう。

他にもデスクワークを例に挙げて考えてみると、

  • 隣に座っている同僚がパソコンを操作する時、キーボードを叩く音がうるさすぎてイライラする。
  • マウスのポイントを移動させる時に、マウスをカチャカチャ浮かせすぎて音が鳴るのが気になる。
  • ずーっとびんぼうゆすりしながらPC操作をしてるのがどうしてもイヤ。

などなど。

こういうのって生理的に受け付けないものと言ってしまいそうですが、ただ単に自分の好みや習慣が起因してる好き嫌いなんですよね。

生理的に受け付けないとはどういうことか?

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じゃあ生理的に受け付けないってどういうことなのかを考えてみました。

僕の中で定義した生理的とは、「変えようと思っても変えられないもの」です。

習慣は変えられますし、ルーティーンでやってることも労力がかかって容易ではないだけで変えようと思えば変えられます。

でも、例えば「あなたの顔が嫌いでどうしても受け付けない」と言われた場合、もうどうしようもないですよね。(整形して変えればいいとかは除いて)

「あなたの顔が嫌いだから変えてほしい」と言われたからと言って、「わかりました」と変えられるものじゃありません。

こういうものが生理的と呼べるものなのかなと。

今まで生きてきた中で「なんとなく生理的に受け付けへんねん」って言葉を幾度となく聞いたことがあるでしょう。

でもそれは実は違っていて、ほとんどが「個人的な好みや習慣に基づいたところから派生している受け付けない」であって、その先に「生理的に受け付けないと感じている」に過ぎないことに気付きました。

例えば、職場に最初は何とも思わなかった後輩が入ってきたとします。

ある日ご飯を一緒に食べることになったので行ってみると、後輩はご飯をクチャクチャ食べる人だったんです。

自分はそれがどうしても受け付けませんでした。(この時はこのことについて何も話しをしなかったとします)

次に、とある時に後輩がガムを食べているのを見て、また口を開けてクチャクチャとガムを噛んでいるのがイヤでイヤで仕方なかったとします。

それからというもの後輩を見る目が変わってしまい、

そう思えば顔も自分の好きな顔じゃない

うわっ、いっつも貧乏ゆすりもしてやがる!、

うわー、気付けば生理的に受け付けない!!みたいな話しに変わっていくといったものです。

初めは「クチャクチャ食べるのがイヤ」という個人的な好みの事だったはずなのに、気付けば「生理的に受け付けない」と言ってしまっている。

僕自身も含めて、こんな人って割と多いんじゃないかと思ったわけです。

ご飯をクチャクチャ食べることも貧乏ゆすりすることも、自分の価値観と個人の好みによる違いですから、ちゃんと話し合うことが出来れば、改善していけるかもしれない違いとも言えます。

これを陰で言ってたら、一歩間違えばただの悪口ですからねw

どうしても生理的に受け付けなかった僕の話

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以上を踏まえて、以下から僕の話です。

とある日、僕が働く職場にマツコデラックスに勝るとも劣らないほどの太った女性(仮名で以下Yさん)が入ってきました。

そしてなぜか僕が新人担当のようにその人に教えることになったんです。

おっきいとは思いましたが別に体型のことがどうこう思うこともなく教えること自体は良かったのですが、席が隣になって1時間で違和感を感じ、数時間であることに気付きました。

この方の体臭がものすごく自分が受け付けない匂いであることに…

しかもワ〇ガとかそういう匂いじゃなくて、その人が持っている普段の匂いです。

でも、これが僕にとっては本当に咳込んでしまうほどの匂いだったんです。

ここからが生理的に受け付けない人と仕事をしていく上での、本当の戦いが始まりました。

悪口や陰口のない職場

今働いている会社が働きやすいなと思っていた一つの理由に、人の噂や陰口がないというのが挙げられます。

もしかすると僕がそういう輪に入っていないだけかもしれませんが、以前の職場がそういうのを生きがいにして働いている人たちが多かったので、噂や陰口がなく働けるのがすごく快適だったんです。

そんなクリーンな会社なのに「Yさんが臭いんです!」なんて言ってしまうと、せっかくクリーンな場所だったのにそれが引き金で変わっていくかもしれないという心配がありました。

ストレス発散のためにもグチのはけ口は大切だとも言いますが、悪口や陰口はするのも聞くのも気分が良いものじゃないですよね。

とは言っても、これがもしガンガン陰口が飛び交う職場だったら、僕も何も気にすることなく周りに言いまわっていたかもしれません…。

だってその人が普通に座って仕事をしているだけで臭いと感じてしまい、咳込みたまに吐き気まで催すことがあったからです。(この気持ちを理解してほしい!という思い)

誰にも言えない日が続きながら考えていたことは、この状況を伝えて自分が席を変えてもらったとしても、他の人がまた臭いと感じてしまったら、言った者勝ちみたいになってしまって、それも申し訳ないということでした。

僕自身は何一つ悪くないと思っていても、Yさんも別に何か悪いことをしてるわけじゃないのも分かっているので、なおさら苦しい日々でしたが、出来る限り誰もイヤな気分になることなく、穏便に済ませたかったんです。

打ち明けたリーダーには感じない臭さだった…

それから約2週間が過ぎ、どうしようかと悶々とした日々が続きました。

毎日本当に匂いが受け付けなくて、これじゃ仕事の効率にも影響してしまうし、毎日快適に働けていたのにその臭さが原因で会社に行くのがホントに億劫になってしまう。

ということで、僕の上司にあたるリーダーにだけは言うことにしたんです。

Non太

あの…せっかく悪口や陰口のない職場に水を差してしまうようで申し訳ないんですが…

隣のYさんが…あのー…

めっちゃ臭いんです。

自分的にどうしても耐えられなくて…。

でも誰もそんなこと言ったり聞いたりしないから、僕だけが臭いと感じているものなのかどうか確かめてもらえませんか?

そういって自分の席の近くに来た時やYさんと話しをするたびに確認してもらったのですが…

言われた回答は、

いやぁー俺全然わからへんわぁ!

でした。

Non太
がびーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーん。。。_| ̄|○

がびーんなんて言葉、一体何十年ぶりに言ったかわからないぐらいぶりに言いましたよ。

「俺は元々鼻の匂いの機能が弱くて、いつも鈍感やって言われてるから」だとか言ってましたが…衝撃でした。

それ以来、自分の好みや習慣による苦手感が出てきてしまう

この一件以来、「どうにかしてこの臭いにおいから逃れたい」、「じゃないと仕事のパフォーマンスが落ちる」、「でも自分だけが良くて他の人が臭いと感じたらそれはまた意味ないし…」というようなことで堂々巡りが続いた最中、もうどうしようもない事件が起こります。

それは大雨が降った日の次の日の職場での出来事。

Yさんの体臭に咳込みながらなんとか我慢していると、その臭さをはるかに超える下水道のような腐ったドブのようなにおいが漂ってきました。

これは…

もしかして…

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そう、足から漂ってきた臭さでした。

前日の大雨に濡れた靴をそのまま翌日履いてきたYさん。

仕事中に靴の中がムレてきたからなのか、靴を脱いで仕事をしていたんです。

そのにおいが本当に臭すぎて、もうYさんのやることなすことが目についてしまうようになりました。

僕に質問をする時に人の名前を呼ばずにいきなり質問してくることも、作業をしながら一人でぶつくさ独り言をボソボソ言っているのも、全てが目につき嫌になってしまったんです。

どちらかというと、最初に生理的に受け付けないことから始まり、Yさんと合わない価値観に悩まされることになっていったわけです。

自分が感じるということは誰かも感じるということの葛藤

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特に臭さに関しては本当に毎日苦痛だったので、もうどうにも我慢ならず、全部をリーダーに打ち明けました。

お願いだから席を変えてほしいこと

でも、席替えをすると自分以外の人が同じような体験をしてしまうんじゃないかということ

この相反する2つの葛藤を持ちながら、どうするべきかを考えました。

以前の仕事をしていた時から、「言った者勝ち」みたいな風潮がホントに好きじゃなくて、なかなか言い出せないから苦汁を飲むしかないような人がいる状況を幾度となく見てきたんです。

言えた人は楽出来て、そのしわ寄せは言いたくても言えない人へ転嫁するしかなく、結局そういう人たちが我慢するしかないような状況のことです。

自分が臭いと感じてしまったということは、全員とは言わないまでも同じように感じる人が絶対にいるはず。

自分は思ったことをちゃんと話が出来るタイプだったから席替えをしてもらえたとしても、臭いと感じながらもうまく伝えられない人が同じような体験をして我慢するしかないとなってしまうのは、それはおかしいと思っていたんです。

こんな葛藤がさらに1ヶ月ぐらい続きました。

生理的に問題ない人をさがすことに落ち着いた

僕のこの気持ちの根源は、生理的に受け付けないYさんの体臭が始まりでした。

「この話しをYさんに直接話してすればいいじゃないか」と言われそうですが、それはリーダーが許しませんでした。

僕が自分で責任を負って対応できる職場だったらなんの問題もなく話し合って解決!で終わりなんですが、リーダー抜きに仕事を進めることは出来ない職場で、リーダーが取引先なども窓口になっているので彼の意見は尊重するしかなかったんです。

さらに、リーダーはYさんの体臭に反応しない人でしたが、彼の席は特別席だったので僕らと同じ席には座れない配置でした。

ということで、Yさんの体臭に反応しない何とも思わない人を探して、Yさんを端っこの席にして何も反応せずにいられる人を隣の席にすることで落ち着きました。

ちなみにYさんは女性。そしてマツコ・デラックス級に太っています。

ということから、恐らく太っていることや体臭のこと、そういうことは触れちゃいけない話題の一つとして入った時から暗黙の了解になってしまってました。

これも僕が自分で仕切れる仕事をしているなら、太っていることを気にして触れないんじゃなくて、ネタにして笑い話に出来るように持っていきたいタイプなんですが、そういうことも出来ませんでした。

と言っても始まらないので、僕とは逆隣りにあたるYさんの隣に着席していたAさんに、Yさんの匂いについてこっそり聞くことに。

すると、「えっ、Yさんめっちゃ臭いですよね。でも、私は全然気にならないんですよね~エヘヘ

はい。これにて一件落着しました。

一体今まで悩んだことは何だったんだろう…と思いつつ、まぁ平和に解決出来て良かったんですけどね。

生理的に受け付けない人と一緒になった時 / まとめ

今までにも自分とは合わない人がいると思うことはありましたが、そのことについてここまで色々と考えてみたことは初めてでした。

生理的に受け付けられないことと、実はそう見えて個人的な好みやただの好き嫌いで感じているのかどうか、その違いなども分かって新たな発見がありました。

個人的な価値観に合わないからというだけで好き嫌いを決めていくと、どうしても会社などで働く場合にはうまく機能しないように思います。

一方、生理的に受け付けられない場合は、どうやっても改善し受け入れることも難しいようにも感じます。

今回のように生理的に受け付けられなかった体臭については、僕自身がどう努力しても受け付けられない匂いですから。

落ち着いて考えて、それが生理的に受け付けないものであると判断できる時には割り切って考えれば良いし、もしそれが個人的な好き嫌いの上に判断出来るものであれば、お互いの改善に向けての話し合いをするなども考えられますからね。

僕のしょうもない体臭が受け付けなかった事件の話が長くなりましたが、会社という組織で働いている人には少しでも参考にしてもらえると幸いです。

いやぁーやっぱ匂いって大事ですよね!

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