会社退職後の確定申告(還付申告)の還付金は、いつ振り込まれて戻ってくるのか?

この記事は2015年に書いたものを、2019年に書き直しています。

申請主義の日本。ホントに税金に関する知識は力であり、一番の節約になります。

2015年9月末で会社を退職し年末調整をしてもらっていなかった僕は、2016年になって確定申告(還付申告)をしてきました。

還付申告に関する記事はこちらです↓↓↓

上記記事にあるように税務署に直接行って手続きをするほか、自分のPCで書類を作成し郵送や持ち込みで手続きすることも可能です。

初めてなら一度は直接税務署に行けば無難だと思いますが。

 

それよりも還付申告を無事に終えた後は、一体どれくらいの期間を経ていつ還付金が戻ってくるのか?というのも気になるところですよね。

実際に体験した僕の場合でお話ししたいと思います。

還付金は申請日からちょうど20日間(約3週間)で振り込まれた

僕が申請を行ったのは、2016年2月12日の金曜日。

2016年の確定申告が2月16日から始まる予定だったので、それで激混みする前に行かないといけないと思い、ギリギリその直前に行きました。

確定申告は期間が決められていますが、退職後の還付申告の場合、年が明けた1月から手続き申請が可能となっています。

結果、還付金は2016年3月3日に振り込まれました。

▼りそな銀行のネットバンキングs-2016-03-05_15h43_10a

僕は指定口座をりそな銀行にしていたのですが、3月3日のお取引内容「振込 ヒガシヨドガワゼ」と書かれているものが還付金の分で、東淀川税務署から無事に振り込まれています。

個人差はあると思いますが、申請をした日から20日(約3週間)で還付金が振り込まれました。

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申請時に算出した金額とピッタリ一致

僕は税務署に直接行って還付申告の手続きを行いましたが、その時に予想で還付金額が算出されます。

予想ではじき出された還付金額と実際に振り込まれた金額はピッタリ完全に一致していました。

 

これはただ単にちゃんと資料を作成し(と言っても税務署でヘルプを受けながら作成)、間違った控除の書類などもなく手続きが出来ていたからだと思います。

これが間違っていると、予想で算出された金額よりも少なくなったり(控除が認められない等)することがあるようですので、抜かりなく手続きした方が良いですね。

申請時の医療費控除は結構適当に言われることもあります!

抜かりなく手続きと言いつつ、一点だけ僕自身腑に落ちないものがありました。

それは医療費控除についてです。

 

医療費控除とは通常病院や歯医者などで治療した額が10万円を超えた分(所得によっては変動あり)は、所得から差し引いてくれるというもの。

僕の場合、2015年に手術をした関係で医療費が28万円ぐらいしていました。

一ヶ月の医療費が高額になった場合に還付を受けられる、高額療養費制度というものを使って約10万円はすでに還付を受けていたので、それを差し引くと約18万円が自腹で払っていた額。

その領収書は全て取っていたので問題ありません。

 

が、ここからです。ちょっと適当だと思ったのは。

まずは治療のために病院に行くまでにかかった通院費という名の交通費について。

僕は通院の日は、大体朝は仕事で会社に行き、帰宅前に会社から直接病院に向かっていました。

なので、交通費は会社最寄り駅~病院最寄り駅になるわけで、その金額を算出した額を記載していました。

もちろんこの交通費には領収書も証明書もありません。文字にして書いただけ。

税務署の担当のおじさんは、「とりあえずちゃんと支払ったものなら書いといたら良い!」というので書いておきました。

実際、交通費は証明できないものでもあるので、ちゃんと払ってる分は書いておけばいいのですが、もう少し安心できる説明が欲しかったところ。

 

そしてもう一つは「漢方」。

例えばサプリメントや漢方と言った、「病気を治すためのものじゃなく、予防医学的な観点で購入したものは医療費控除の対象にはならない」のです。

税務署で担当のおじさんにも同様のことを言われました。

 

でも実は、この漢方は妻が購入したものではあるのですが、妻は女性特有の不順などが結構ひどい時期があり、その不順を治すために漢方を服用していました。

しかも病院に行ってちゃんと説明を受けてからの漢方です。

薬には頼りたくないけど、治療の一環として漢方を服用していたわけです。

その事情をおじさんに説明すると、「じゃあとりえあず入れとけ!よくわからんから!認められなくても知らんけど!」的な表情をされながら、封筒の中に領収書を詰め込まれました。

 

還付金が返ってきて分かりましたが、最終的にはその領収書も無事に控除として認められたことになります。

もし僕がこの時に「ダメなんですね。分かりました。」と引き下がっていたら、漢方代約5万円分が申請出来ていたのにしなかったということになります。

申請時は結構適当な感じで言われることがあるようなので気を付けましょう。

僕の話しはリアルな話しなのでここに書いてますが、ウソを付いて申請したりするのはダメですよ!

国税還付金振込通知書について

還付金が銀行に振り込まれたのが3月3日の木曜日だったのですが、通知書が届く前に振り込まれています。

振り込まれた後に通知書が届くという流れです。恐らく振り込み日と通知書の発送日が同じなんでしょうかね。

ちなみに、通知書は3月6日の日曜日に到着しています。

▼国税還付金振込通知書(表)s-IMG_6225aa

これがその通知書です。振り込まれる前に欲しいものですが。

▼国税還付金振込通知書の中s-IMG_6226aa

表紙をめくると、中にちゃんといくら還付されているかの金額等が記載されています。

まぁとにかく無事に還付金が還付されてよかったです。

還付金が振り込まれるのはいつか|まとめ

実際に還付申告を行ってから、還付金が振り込まれるのはいつか?についてまとめてみました。

申請時期などによっても少し時期はずれるのかもしれませんし、申請時には「約1ヶ月から1か月半後には振り込まれると思います」と言われていました。

それが3週間で手続きされたので良かったです。

ぜひ参考にしてもらえればと思います。

確定申告を初めて学ぶ時に読む本

▼こちらの本「フリーランスを代表して 申告と節税について教わってきました。」はかなり読みやすかったです。s-IMG_6033

何も分かっていない作者が、税理士の説明を受けながら学んでいくというスタイルになっているので、スムーズに理解出来ました。

知識としても持っておいて損はないので、ぜひ参考にしてみてください!

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