ブログと100万個の風船の泉~第三話:初めての賞金~

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これは、100万個の風船の泉を見つけた僕が、風船の中の100万円を当てるまでの物語。当然フィクション。

ブログを始めた時からのことにならって書いているので、共感してもらえる人は多いと思う。

第一話、第二話を読んでいない方は、まずそちらを読むことをおすすめする。

~第一話:100万個の風船の泉の存在~

~第二話:100万個の風船の泉の実態~

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第三話:初めての賞金

1ヶ月が経過したというのに、1円たりとも見つけられないのは普通なのか分からなかった。

ネットで検索してみると、1ヶ月目からどんどん賞金を見つけた人もいるようだし、3ヶ月ぐらいは様子を見るように書かれている記事もあった。

正直どれが正解なのかは分からない程に情報があふれていた。

大体書かれている内容は、以下の通り。

  • 賞金が見つかるには大体3ヶ月近くは掛かる。
  • なぜなら見つけられる程の力がないから。
  • 風船は大きい方が良いというものと、特段小さくなければ普通サイズの風船でもコンスタントに賞金はゲットできるという二つの声。
  • 1ヶ月ぐらいたったなら、風船ポケットに登録する方が良い。そうすれば蓄積して報奨金のように毎日賞金が獲得できる場合がある。
  • 風船ポケットに登録するための手順はたくさん書かれている。

などが書かれていた。

この中で一番気になったのは、もちろん「風船ポケット」だ。むしろそういえば、色々と調べていた時に「風船ポケット」という言葉を聞いたことがあったのを思い出した。

この風船ポケットはと言うと、簡単にはリサイクルシステムのようだ。

ポケットに自分が割った風船を入れて、どんどん積み上げていくらしい。

そうすると、リサイクル業者が風船の種類や大きさ、欠片の多さなどを判断し、必要なら持ち帰って買ってくれるという仕組みだ。

登録して割った風船をポケットに入れておくだけで、後は気に入ってもらえれば勝手に報酬がもらえる仕組み。

これは登録しない手はない!と僕は思ったわけだ。

風船の中の賞金を見つけるのに四苦八苦しているのに1円も見つけられない。

その変わりと言っては何だが、この風船ポケットで少しでも賞金がゲットできるならラッキーだし、風船を割っていく意味も感じられる。

すぐさま僕は、風船ポケットの注意書きが書かれたものを読んでみた。手順はこうだ。

  • 割れた風船が一定基準ないと風船ポケットには認められない。=ちゃんと風船を割っている人だと認められない。
  • 登録したからと言って必ず報奨金がもらえるわけではない。
  • リサイクル業者が風船の種類、大きさ、欠片の多さ、などを確認し、それが合致した場合には勝手に持ち帰ってくれる。それで賞金発生。
  • 自分で持ち帰った偽装をした場合、その他虚偽のことを起こした場合は、登録抹消などの可能性があるため、絶対に行わないこと。

「そんな不正をしてハラハラドキドキするんだったら、真っ当にちゃんとやってやるよ!」僕は心の中で誓った。

ここで僕は、風船ポケットは分かったけど、結局のところ、どうやって登録したらいいのかが分からなかった。

またもやネットで検索した。

世の中の先人は素晴らしい。すでにこの「100万個の風船の泉」で100万円以上を獲得し、その方法や手段を事細かに書いてくれている人たちが無数にいる。

もちろん風船ポケットにも事細かに書かれていた。

僕はそれを参考に登録を進めた。

普段の仕事をしながら、帰宅してからは風船を割り、慣れない風船ポケットの登録を行おうとしていると、気付けば2ヶ月目が過ぎようとしていた。

2ヶ月目に割った風船は15個。1ヶ月目よりも進歩だ。そして2ヶ月目が終わるころ、やっとのことで風船ポケットへの登録が終わった。

もちろん今まで割って溜まっていた風船をポケットに入れ、これからは毎回割った後はポケットに入れるようにした。

次に出てきた問題は、毎回毎回風船を割った後にポケットまで運ぶのが面倒だということだ。

これが自動で出来ればいいのになぁと思っていた矢先、「機械自動収納システム」というものがあることが分かった。

「機械自動収納システム」とは、割った風船の欠片があたりに飛び散ることもなく、風船を割る機会の中に自動で取り込み、そのまま風船ポケットまで送ってくれるシステムだった。

これもまた自作で作らないといけないのか…そんなシステムを作るスキルは僕にはない…。

と言いながら、困った時は前を向いていれば光が照らしてくれるものだ。

この「機械自動収納システム」が付随した風船を膨らませる機械があったのだ。先人の人たちがそれで困ったからと無料で提供してくれているもの、そしてそれだけではない様々なシステムを組み込んだ有料のものまで。

ここでもまた無料と有料で悩んだが、今回僕はついに有料に手を出したのだ。

デザインがすごく気に入ったのもあるし、自分が求めていた機能が付いていたのもあるし、何より風船の泉に来て以来風船を割ることに関して参考にしていた人の記事で、おすすめされていたからだ。

「この人が言うのなら間違いないだろう」。そう思って有料システムを買うことにした。

「100万個の風船の泉」に関して、先人の人たちが残した功績は大きい。

100万円を獲得した人たちもたくさんいて、全てとは言わないが、その中のたくさんの人がその経験を記事にしていた。

だからこそ、数が多すぎてどれを一番に参考にすればいいのかが分からなくなるのだ。

僕は自分の思うことと波長が合う気がして、妙に納得できて読みやすいと思えるものを2,3個選び、それを参考にすることにした。

もし参考にしているものと違う記事があったとしても、それは知識レベルにとどめ、とにかく自分が気に入った人が発信している情報にだけ目を向けることにした。

もちろん、その人がすでに前を走っていて、様々な賞金を獲得している人であることは前提である。

結果、この有料の機械はホントに買って大正解だったのだ。

一つシステムに必要なコードを送るだけで割った後の風船は自動的にポケットに送られる。

その他にも機械自体の色や配置についても、自分でカスタマイズできることも良かったのだろう。

僕は後はまず風船を割って100万円を見つけることに没頭した。

気付けば「100万個の風船の泉」に来てから3ヶ月目が過ぎようとしていた。

そんなある日、風船ポケットが反応した。

相変わらず幾度となく風船を割っても中には賞金が入っていなかったが、ついに風船ポケットに賞金が入ったのだ。

入った額は…

”1円”

たったの1円だ。風船を割るためにもう何十時間を費やしたか分からない。

とにかく来る日も来る日も泉に来ては、割ることだけに徹してきた。

たったの1円だったにも関わらず、その時はメチャクチャ嬉しかった。

「僕も風船の泉で報奨金は獲得出来るんだ!」

そして3ヶ月が過ぎた時、風船ポケットからの獲得賞金は5円で確定した。

これが僕の初めての賞金獲得の瞬間であった。

続く。

⇒第四話:悩みと葛藤の中で

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