退職後に忘れてはいけない確定申告(還付申告)! 提出する書類を自宅のパソコンで作成する方法!

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年度の途中で退職して、そのまま次の就職先が見つからないままに年を越した場合、通常行われるはずの年末調整が行われません。

その手続きをしないままに放置していると、払いすぎた税金は戻ってこないままだし翌年の支払い税金額が上がったりと、とにかくもったいないことづくしです。

還付申告の実際のやり方や詳しい内容についてはこちらの記事をご覧いただければ、僕自身の状況を公開しつつ、実際に還付申告を行うまでの手順などを詳しく公開しています。

年度の途中で会社を退職したなら必ず確定申告(還付申告)には行くこと!そのやり方や詳しい内容について

2016.02.17

初めての還付申告だと手続きややり方は分からないものですが、還付申告で提出しないといけない書類は自宅のパソコンからも簡単に作成できるんです。

ここでは自宅のパソコンで行う、還付申告の書類作成の方法を説明したいと思います。

ちなみに、練習で一度仮に入力してみようと入力を進めたとしても記録に残ったりやばいことはないので、練習がてら入力しながら進めてもらっても問題ありません。

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還付申告の書類作成の手順

まずは手元に源泉徴収票や医療費控除や生命保険の控除がある人はその金額が分かるものを置いておいてください。

分かりやすいように源泉徴収票には下記の金額が記載されていたと仮定して進めていきます。

▼源泉徴収票s-図1

年収600万円の支給があり、源泉徴収額として90万円、社会保険料として75万円という場合です。

まず、国税庁のホームページに「確定申告等書類作成コーナー」というページがありますので、まずはそのページに行きます。

▼確定申告等書類作成コーナーのページの「申告書・決算書収支内訳書等 作成開始」をクリックします。s-2016-02-14_12h47_38aaa

▼別ページでウィンドウが開くので「書面提出」をクリックします。s-2016-02-14_12h47_50aa

▼「このパソコンの環境における、下記のチェック項目については、全て確認済みです。」にチェックを付けます。これで全てのチェック項目が自動的にチェックが入ります。s-2016-02-14_12h49_11aaa

▲このページの下記にプリンターの接続についても聞かれますが、最終的にはPDFデータを取得できプリントアウトはコンビニでも出来るので、プリンターがない人でも問題ありません。

チェックが出来たら、右下の「次へ」をクリックします。

▼「所得税コーナーへ」をクリックします。s-2016-02-14_12h49_24aa

▼真ん中にある「左記以外の所得のある方」の「作成開始」をクリックします。s-2016-02-14_12h51_27aa

▲一番左の青色の項目をクリックしてしまいそうになりますが、これは年末調整を行った後に医療費控除などの還付申告を行う場合です。

退職後の年末調整を行なっていない場合の還付申告は、真ん中の赤枠で囲われたものをクリックします。

▼提出方法選択は、そのまま「確定申告書等を印刷して税務署に提出する」のままです。「税務署から青色申告の認証は受けていますか?」の欄は、受けていないので空白のまま。下記の生年月日を入力して「次へ」をクリックします。2016-02-14_12h53_10aaa

▼給与所得の項目の「入力する」をクリックして、源泉徴収票を見ながら支払金額などの項目に金額を入力します。s-2016-02-14_12h53_32aaa

▼ここで入力するのは源泉徴収票に記載されている金額のみです。今回の例でいくと、支払金額源泉徴収税額社会保険料等の金額しか記載されていないので、そこだけ入力すればOKです。2016-02-14_13h07_27aa

▲そして中段にある支払者の「氏名又は名称」の項目に、勤めていた会社の名称を入力します。(住所はなくてもOK)

入力を終えたら、下部の「次へ」をクリックします。

▼給与所得の欄が600万円から修正された金額になっているはずです。簡単に説明しておくと、年収600万円に対して給与所得控除がされた金額が記載されています。それを確認したら給与以外に所得はないので、一番下部の「次へ」をクリックします。2016-02-14_13h10_06aaa

▼次に出てくるページは所得控除入力のページです。先程社会保険料等の金額は入力しているので、すでにそれが反映されていると思います。s-2016-02-14_13h11_50aa

▼今回は医療費控除生命保険料控除寄付金控除配偶者控除が該当する控除として、それぞれ入力を行っていきます。2016-02-14_13h13_09aa

▼医療費控除をクリックして医療費控除のページに向かいます。「医療費の合計額のみ入力する」にチェックを付けると、下に入力画面が出てきます。2016-02-14_13h19_50aa

▼医療費の合計額を入力します。この時、もし保険金などで補助や補填されていた場合はここの金額も必要です。仮に30万の医療費支払いがあり、10万円が戻ってきたとして入力します。終われば「次へ」をクリックします。s-2016-02-14_13h21_26aa

ここで「医療費の合計額のみを入力する」を選択した理由は、税務署に行けば「医療費の明細書」という茶色い封筒がもらえるからです。

この封筒に持っている領収書をまとめて入れて、封筒に病院ごと・薬局ごとに金額等を記入することになります。(詳しくは一度領収書をもって税務署に行けば必ず教えてくれます。)

▼医療費の明細書とはこんなの。s-E58CBBE79982E8B2BBE68EA7E999A4E383BCE58CBBE79982E8B2BBE6988EE7B4B0E69BB8

この茶封筒の中に領収書一式を入れることを想定しています。

▼次のページで医療費控除が受けられる金額がいくらになるかのページが表示されます。確認したら「次へ」をクリックしましょう。s-2016-02-14_13h27_14aa

▼次に生命保険料控除をクリックしてページを移動します。生命保険に加入している場合、「旧生命保険料」と「新生命保険」があります。これは保険会社から届く「保険料払込証明書」があればそこに記載されているので、該当箇所を確認し金額を入力します。2016-02-14_13h31_47aa

今回の例にすると生命保険は「旧生命保険料」で金額30,435円として、該当の箇所に入力し「次へ」をクリックします。

「次へ」をクリック時ポップアップで控除額は******円ですと出てくるかもしれませんが、気にせずOKで大丈夫です。

▼次に寄付金控除です。s-2016-02-14_13h34_10aa

入力するのは以下、

  1. 寄付年月日は証明書に記載されている日付をいれます。(寄付した日になっているはずです)
  2. 寄付金の種類は「都道府県、市区町村に対する寄付金(ふるさと納税など)」を選択します。
  3. 寄付金の種類(詳細)は何も入力出来ないので必要ありません
  4. 支出した寄付金の金額に、寄付をした金額を入力します。
  5. 寄付先の所在地は空白でOK
  6. 寄付先の名称として、寄付した市町村だけ入力します。

寄付した市町村が複数ある場合は「もう1件入力する」をクリックして、繰り返し入力します。

▼今回の例では12月30日に4ヶ所に合計5万円寄付したことにして、以下のような入力内容になります。確認出来たら「次へ」をクリックします。s-2016-02-14_13h40_42aa

▼最後に配偶者控除の入力するをクリックしてページを移りましょう。2016-02-14_13h43_17aa

配偶者の名前と生年月日を入力し、「配偶者の給与等の収入金額」が年収103万円以下なら未入力で大丈夫です。(配偶者控除の適用)

もし103万円以上を超えても130万以内に収まるなら配偶者特別控除の適用となるので、配偶者の収入額を入力します。

今回の例では配偶者が103万円以下の年収のため未入力のまま、「次へ」をクリックします。

これで全ての控除として申告するべきものが終わりました。

▼それぞれ該当の項目に控除額が記載されているはずです。間違いがないかどうか確認し問題なければ「次へ」をクリックします。2016-02-14_13h47_29aa

▼次に出てきたこのページには何も入力するものはないので、下部の「次へ」をクリックします。2016-02-14_13h48_02aa

▼計算結果として還付される金額ほか、色々と計算されたものが表示されますので、確認出来たら下部の「次へ」をクリックします。s-2016-02-14_13h49_03a

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▼住民税等入力のページになりますが、ここも何も入力は必要ないので「次へ」をクリックします。s-2016-02-14_13h50_34aa

▼氏名等の入力になります。職業は勤めていた時の職業(会社員とか)でOKです。屋号・雅号は空白で問題ありません。入力出来れば「次へ」をクリックします。s-2016-02-14_13h53_27aa

▼続いて住所の入力です。ここでは適当な入力にしてますが、提出先税務署は正確に住所を入力すれば自動で表示されます。提出年月日は書類を提出する日を入力します。整理番号は未入力でOKです。出来たら「次へ」をクリックします。s-2016-02-14_13h56_15aa

▼還付金額が記載された下部に「受取方法」の選択があります。還付金が振り込まれる先の口座になるため、ここも間違いなく入力しましょう。出来たら「次へ」をクリックします。s-2016-02-14_14h00_19aa

▼印刷する画面にうつります。ここで出来るのはPDFデータの取得です。2016-02-14_14h01_13aa

▲「帳票表示・印刷」のボタンをクリックすることで、PDFデータがダウンロード出来ます。ダウンロード出来たら「次へ」をクリックします。

▼作成後の確認事項のページです。特に何もなければ「次へ」をクリックします。s-2016-02-14_14h03_17aa

▼これで手続きは終了となります。入力データの保存が必要ならば、後は自由に行って頂ければ結構ですし、必要なければ終了をクリックして終了させます。2016-02-14_14h05_02a

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PDFデータを印刷して税務署へ行くor郵送するのを忘れずに!

今回ご紹介した手続きは、年度の途中で会社を退職し、その後に再就職をしておらず年末調整も行っておらず、そのまま年を越した場合の「還付申告」の書類作成を自宅のパソコンで行う方法です。

自宅で書類を作成したからと言ってこれで全てが終わりなのではなく、取得したPDFのデータを印刷し、医療費の領収書などとともに税務署に行かないといけません。(郵送でも手続きは可能です)

今回の書類作成が良く分からないという人であれば、必要書類を持参のうえ直接税務署に行けば、同じパソコンの作業をサポート付きで対応してもらえる上にそのまま申請が出来ます。

税務署で手続きするか自分で手続きできるようになるか、どちらが良いかは自分で考えて行動してもらえれば結構です。

でも、税務署に行くと言われるがままに対応していくことになり、今後のことを考えると覚えておいて損はないはずなので、ぜひ参考にして頂ければと思います。

今回はあくまで例で入力したものになりますが、還付申告を行うことで何十万円と返ってくる場合もありますので忘れずに申告するようにしましょう。

少しでも参考になれば幸いです。

確定申告を初めて学ぶ時に読む本

▼こちらの本「フリーランスを代表して 申告と節税について教わってきました。 」はかなり読みやすかったですよ!s-IMG_6033

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