ブログサロンに入ってもほとんどの人が結果が出ない…?! その理由を考察してみました

ブログサロン流行ってますね。

コミュニティとしては楽しそうだなと思わないわけではないですが、まだ一度もブログサロンに入ったことのないNon太(@LoveWifeLives)です。

そんな僕が書くので、今日はあくまで想像の域を出ない話ではありますが…

ずばり、ブログサロンに入っても結果出てる人って少ないんじゃないか?って話です。

 

ブログをやっている中で「別に1円も稼げなくてもいいんだよね~」って人には関係ない話ですし、「コミュニティとしてただ仲間とワイワイするのが良いから入っているんだよね」って人もスルーしてもらえれば良いです。

最近はそんなコミュニティが大人気なようですし、そういうのも楽しいでしょうし。

でも、少しでもブログでお小遣い稼ぎや収入を得ようと思ってブログサロンに入ったのなら、こういう意識を持っておかないと難しいんじゃないのかなって思ったことがあるので、勝手に呟こうと思います。

ブログサロンでは明確に答えが得られるものと得られないものがある

実は今回のお話しはブログサロンだけに当てはまる話しじゃなくて、ほぼ全ての物事に当てはまります。

まず大前提として理解しておかないといけないのは、ブログサロンでは明確に答えが得られるものと得られないものがあるということです。

明確に、というのがポイントです。

 

明確に答えが得られるとは?

ブログサロンに入った人は、何かを得るために入ったのは間違いないですよね。

では一体何を得るために入ったんでしょうか?

  1. ブログを始める方法を知るため
  2. 詳しい設定やカスタマイズの方法を知るため
  3. ブログ仲間を増やすため
  4. ブログを書くモチベーションを維持できるように
  5. ブログのPVを上げる方法を知るため
  6. ブログで収入を得られるようになるため

目的なんて人それぞれなので何でもいいのですが、上記であげた6つの内、➀~③であればブログサロンに入ることで目的はほぼ完遂出来るはずです。

④についても一人だけでやってるよりは、維持しやすい環境に身を置けるんじゃないかと。

 

ブログサロンに入るということはすでにブログを始めている人の方が多いでしょうから、そもそもの開設方法はもとい、入れておいた方が良い(と言われている)プラグインやその他詳しい設定方法やカスタマイズ等、そういった類は色々と学べるはずです。

そしてサロン内にはブログを書いている人たちが参加しているので、すぐに同士のような仲間がたくさん出来るでしょう。

そんな人たちと一緒になってブログを運営していくことはモチベーションにも繋がるはずです。

結果に繋がるかは別にして、ここまでを目的にした人であれば、ブログサロンってかなり良いんじゃないかって僕は思います。

 

なぜなら、これらはブログサロンに入ることで明確に答えを見つけられることだからです。

 

「1+1の答えは何ですか?」と聞かれて、答えは絶対に「2」ですよね。(「1+1=」で田んぼの田!とかはなしで!)

数学の問題の答えが分からなくて塾や学校に入ったら、100%その答えは見つかります。解けるようになるかは別ですが。

これと同じように、ブログをWord Pressで始めたい、ブログのカスタマイズの方法を知りたい(自分が知りたいカスタマイズかどうかは不明ですが)、これらの問題には解決出来る明確な答えが必ず存在します。

問題に対して明確に答えが出るものを見つけたい時には、ブログサロンは役立つものなんです。

だからどんな人におすすめ?と言う質問に対して、「これからブログを頑張っていこうと思っている人向け」とサロン運営者はまず謳うわけですよね。

明確に答えが得られないとは?

では、先程挙げた目的の➀~④だった人たちを除いて、

  • 少しでもPVを上げたい!
  • 狙ったキーワードで上位表示するための方法を知りたい
  • 心に響くライティング方法を知りたい!
  • 稼げるようになりたい!

ブログサロンにこういう思いを持って入った人もたくさんいるはずですが、なぜか多くの人がうまくいきません。

それがなぜかというと、答えが明確にないものを求めているからなんです。

 

ブログサロンを運営している人たちは、少なからず自分で試行錯誤の上で結果を残してきた人たちです。

そして、それを経験則に一つの方法として確立し、自分なりに色々試して結果が出た方法はこれだ!と言って、その知識を提供することでブログサロンを運営している人がほとんどでしょう。

 

実際に言われたことを同じように実践すれば、結果が出やすくなる可能性は高まるかもしれません。でも100%ではありません。

キーワードを意識する記事の書き方を学び、心に響くと言われるライティング法を取り入れ、文字数も3,000文字以上を!と言われたからその文字数で記事をアップした。

でも上手くいかない…なんてことはザラにあるはずです。

 

だって、「ブログのPVを上げる方法」という問題に対して、「100%結果が出る回答はこれ」というものは存在しないからです。

存在しないというと語弊があるかもしれないので、人それぞれの正解があって1つじゃないということです。

 

僕は株取引をするので分かりますが、この辺りは株の話と非常に似ています。

このチャートを見つけた時は株価は上がる!と言われていたとしても、その翌日にアメリカ大統領のトランプ氏が訳の分からないことを言ってしまえばひとたび暴落です。

 

ブログも同じで、こういう書き方をすればアクセスアップは可能!と言っても、この答えはその記事を書いた時に出た結果なだけであり、完全に同じ状況は生まれないので絶対に同じ結果を生むということは100%不可能なんです。

PVをあげたい、心に刺さる記事を書きたい、キーワードをうまく活用したライティング方法は?なんて問題に関しては、「統計上(自分が実践してきた経験上)、結果が出てきたからそうやった方が良いよ」としか言えないのがブログサロンです。

でも、ブログサロンに入りさえすればその答えが出ると、無意識に思っている人たちがいるのかな?と考えたりしました。

 

この大前提をちゃんと理解しておかないと、

Non太
言われたことをやってんのに全然うまくいかへんやんけ!

ってなってしまいます。

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ブログサロンはティーチングじゃない!

ティーチング」という言葉を聞いたことがあるでしょうか。

ティーチングとは、英語で教えるという意味のteach(ティーチ)が語源だそうです。

これはいわば先生と生徒という立場関係の時に使われるもので、決まっている回答があり、それを先生が生徒に教えていく指導方法のことを差します。

学校とかは完全にティーチングですね。

答えが明確に決まっているものに対して、その答えを出すための過程を教えたり解説を加えながら教えていくものです。

 

また、「ティーチング」という言葉が出た時に、良く引き合いに出されるのが「コーチング」という言葉です。

ティーチングが答えを提示することに対して、コーチングとは、相手の中から回答を引き出すことを前提とした指導方法です。

教える側が回答を提示することはありません。

 

どちらの言葉も教えることには変わりありませんが、「回答を教える」のか、相手の中から「回答を自分で出させる」のかの違いがあるわけです。

 

ほとんどの人は生まれて成長して、幼稚園、小学校、中学校、高校と進学していきます。

この期間10年以上ありますが、気付かないままにずっとティーチングを受けてきた人がほとんどです。

入学する=答えを教えてもらえる」という感覚が、誰しもが気付かない間に持ってしまっているんです。

先程も言ったように、物心ついた頃から全てティーチング方式で学んできたから

 

ブログ運営で稼ぐためには、それなりにPVを上げる必要もあるでしょうし、人の心に刺さる記事を書かなければいけないでしょうし、他にも色んなことをやらないといけません。

でもその答えに絶対はなく、「自分の場合はこうやってうまくいった」だとか、「そうやって結果が出た人が多い」だとか、「人はそう感じる脳になっている」みたいな統計論だったり自分はそうだった的な曖昧な答えになります。

 

ということは、ブログサロンにティーチングを求めても、100%うまくいくよと断言してもらえる回答が出ることはありません

結果が出やすい(かもしれない)ヒントは得られるかもしれませんが。

 

回答がないのに、多くの人が「絶対の回答」を求めてしまうんです。

で、そうならなくて勝手に失望する。

 

だからブログサロンの運営している人も言うんです。

何でも答えをもらえると思っているくれくれ星人はお断り

素直に実践する人大歓迎

自分で考えて行動出来る人にはおすすめ

といった風に。

初期設定などの決まった答えを提供出来るものに対してはティーチングで解決できますが、ブログサロンはティーチングだけじゃ運営出来ないんです。

ブログサロンはコーチングのようでコーチングになっていない

ティーチングで運営出来ないのならコーチングなのか?と言われると、それはそれでブログサロン運営者側が出来ていないのが現状でしょう。

 

ティーチングの指導方法を取る場合、【1 対 多数】が基本です。

学校などは1人の先生に対して生徒が30人、40人といますよね。そういう形態を取るのが一般的です。

そして、先生が生徒の誰にも負けない圧倒的知識を持っていることが当然の義務になります。教えるんですから当たり前です。

さらには、明確な回答がある時にしか取れない手法です。

 

冒頭の方で述べた、「ブログを始める方法を知りたい」だとか、「詳しい設定やカスタマイズの方法を知りたい」といった問題に対しては、明確な答えを提示出来るのでティーチングで事足りるんです。

では「PVを上げたい」、「稼げるようになりたい」、「心に刺さるライティングはどうやって?!」なんて問題に対しては、明確な答えがない上にその人によって回答は異なります。

結局はアドバイスを聞きつつ、自らで答えを探す以外に方法はないわけです。

 

例えば、野球でフォークボールを投げたい!と思った時、握り方さえ知っているからと言って投げられるものじゃありませんよね。

人によって手の大きさも違えば腕の振り方、ボールを離すリリースポイントなど、誰一人として全く同じ人はいませんから。

とどのつまり、フォークボールを投げられるようになるためには、知識があったとしても握り方を知っていたとしても、その知識をもとに自分なりの微調整をしながら何度も実践し、自分で答えを見つける以外にないんです。

 

本来は、その自分なりの答えを導くためのサポートをするのがコーチングの役目です。

だから野球にはコーチと呼ばれる存在がいるんです。

そしてコーチングにおける形態は【1 対 1】が基本でもあります。

人によって状況も何もかも違うため、【1 対 多数】でやってしまうと、Aさんには導けそうだけどBさんには全然当てはまらないなんてことが出てくるからです。

 

では本来の話に戻して、ブログサロンはコーチングじゃないの?って話しです。

 

100%明確な答えが見つからないものには、本来コーチングで導いていくしかありません。

経験則から出した答えをティーチングして実践させてうまくいくこともあるはずですが、それだけでは到底成り立たないわけです。

Aさんのフォークの握り方でBさんも確実にフォークを習得できるわけじゃありませんからね。

 

あくまで聞いた話でしかありませんが、このコーチング方式を実践しているブログサロンはかなり少ないみたいです。

「自分の結果はこうやって出した!」というあくまで一例の回答を言うだけで、後は自分で頑張ってというティーチングしか行っていないサロンがあったり、そもそもこの意味を理解しないままにサロン運営をしている人もたくさんいるでしょう。

そんなティーチングしか得られないブログサロンは、実際ググれば出てくる答えばかりを提供していることと同じなのでいずれ衰退していくはずです。

 

そしてティーチングしか提供していないブログサロンなのに、コーチングを求めて入ってしまう人も少なくないんじゃないのかなと。

実はこれを求めだすとコンサルティングになるわけです。

さらに言うと、このビジネスモデルを作っているのがJUNICHIさんという方だと思いますが、これを知ってか知らずか彼はすごい!

ブログサロンもやって、さらに個別のコンサルティングも請け負って、うまいエスカレーションが組めていると思います。

 

だからそんなJUNICHIさんが運営しているBMSというブログサロンは、サロン界では最大手と言われている所以だと思います。

僕はBMSに入っていないので、BMSの回し者じゃありません。気になる人はググってね。

 

この辺りを理解しておけば、

  • ブログサロンに入ってティーチングがないからと言って不満に感じることはないでしょうし
  • コーチングもしてもらえないのなら自分で実践するほかない

ということも分かるはずです。

 

結果、ブログサロンに求めるのは、

  • カスタマイズのことやプラグインのこと
  • モチベーション維持のための環境
  • ブログ仲間

がメインになるのかなぁと僕は思います。

意識の変化でブログサロン運営者も加入者も変化するのでは?

みんな昔からティーチングを受けて生活してきました。

能動的にならずとも、受動的に待っているだけで答えもやり方も教えてもらえる環境にいすぎたせいで、その環境が居心地がいいんです。

自分で考えて実践して苦労するよりも、言われた事だけやってうまくいく方が楽ですからね。

 

株取引だって絶対儲かる話はない!って頭では分かっているはずなのに、「1日5分チャートを見るだけで毎月100万円稼げる方法教えます!」みたいなものが来ると、「言われたことを5分やるだけでもしかしたら…」と気持ちが流れてしまうわけです。w

みんな教えられたことをやるだけでうまくいく方法を求め過ぎなんです。

 

ブログサロンにも同じことが言えるわけですよ。

ブログサロンに入ればとりあえず教えてくれてそれさえやればうまくいく、と無意識に思っている人も多そうですがまず無理でしょう。

知識として習得し実践することまでをしっかり出来る人であれば、レベルアップにつながることはあると思いますが。

 

僕が思うブログサロンの位置づけとして、

  • 運営者は出来る限りコーチングに寄り添った運営方法を行う
  • 加入者は、結果を出す方法を知ることが出来るのではなく結果が出た方法を知ることが出来るもの

とすると、もっと良い環境が生まれるんじゃないのか?って思うわけです。

こういった意識の違いで、相互によりよく変化していくものだと思います。

 

と偉そうに言ってますが、ブログサロンを運営するということは、知識を開放するだけの今までの結果を持っている証でもあるので、その点ではすごいの一言なんですけどね。

まとめ

ブログサロンに入る目的は人それぞれです。

でもちゃんと理解しておかないと、全くもって意味のないものになる恐れがあるので書いてみました。

  • ブログを始めるためのイロハ(設定方法やプラグインなど)を知るには良い
  • 100%結果を出す方法の答えは見つからないし教えてもらえない
  • 出来るのはサロン運営者が結果を出した方法を知ること
  • 結果を出した方法を知っても、それが自分に取っての正解になるかは実践してみないと分からない
  • 実践出来ない人には意味がない

となるわけで、こう考えると結局自分でやらなあかんやん!ということに帰結するわけです。

それだったらまだ入る必要はないかなと。僕はもう少し自分で色々と試行錯誤したいですから。

僕が今後入る時というのは、ブログ仲間が欲しいと思った時やモチベーションがどうしても上げられないなんて時かもしれません。w

 

大事なお金を払って加入するんですからね、大切な投資と言うのであればしっかりと考えてやると良いと思います。

ブログサロンに入っていない人間からの考察は以上です!

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